面接行ったらセクハラ気味だった話
先ほど面接を受けてきました。
とは言っても、パートの面接で事前の電話やり取りでほぼ採用は決まっていて、今日は細かいことの確認って感じでした。
職種は福祉関係。
面接開始早々、「あ、これ望まない方面で気に入られたな」と感じました。
嫌な予感は的中。
終始、容姿のことや夫のことをとやかく言われ、非常に気持ち悪かった。
でも、辞退しませんでした。
さっそく明後日から勤務スタート。
辞退しなかった理由は、気持ち悪かったけど自分が許容できる範囲だったからです。
多分向こうは悪気なく言っている感じでもあったし、偏見かもしれませんが福祉の現場ってこういう人多いと思っているので「またか」といった感じでした。
それに、今までの経験則からいってこの手のタイプは単純でとても扱いやすいので多分大丈夫だと思う。
それよりも、前職のIT企業の上司だったムッツリで人のこと平気でバシバシ傷つけるタイプより、10倍ほどマシな気がした。
さっき家に帰ってきてネットで「面接 セクハラ」で調べたら、ガチでヤバい実例が出てきて本当にびっくりしました。
それに比べたら…というわけではありませんが、自分が許せて職務に影響がないのであれば良いのかなと思い、今回仕事を受けることに決めたのです。
(無理だったら辞めちゃえばいいやって思ってます。笑)
セクハラの定義を調べてみましたが、厚生労働省ではこのように扱っているようです。
※職場でのセクハラ限定です。
1.職場において、労働者の意に反する性的な言動が行われ、それを拒否したことで解雇、降格、減給などの不利益を受けること(対価型セクシュアルハラスメント)
2.性的な言動が行われることで職場の環境が不快なものとなったため、労働者の能力の発揮に大きな悪影響が生じること(環境型セクシュアルハラスメント)
でもこれって、面接時のセクハラについてどう考えればよいか分かりませんよね。
ちょっと興味深い事例を見つけたのでご紹介します。
面接で下記のようなことを女性だけに聞くのもNGなようです。
・付き合っている男性はいるか
・結婚や出産後も働き続けるか
面接をする側としては、セクハラや女性差別をする意図はなく、ただ長く働いてほしいがための質問だったようですが、厚生労働省によると、
女性に対してのみ一定の質問を行うことは男女雇用機会均等法に違反する
として企業側に指導をしたそうです。
下記のようなことも面接時に聞くのはNGみたいですよ。
引用:厚生労働省「働く女性のための法律、相談機関について知る」
スリーサイズ聞くとか、ホテルに誘うとかは論外中の論外で、そんな面接官はくたばってもらうしかないですが、30代前後の女性に結婚や出産の予定を聞いてしまう例は多い気がします。
難しいですね。
だって、私前職での面接時まさにこれ聞かれましたから。
「もし今後結婚して出産することがあったら、仕事を続ける気はありますか」って最終面接で聞かれた。
採用されたいから「もちろんです」ってまぁその時は答えたけど、「長く勤めてもらいたいから聞きました。産休育休制度は整っていますから安心してください。」って言われたなぁ。
そりゃそうだよね、普通の流れで聞くよねそれくらい。
しかも答えも100点だよねこれ。
でも言われてみると、確かに女性にしか聞いてなさそうだったし、そもそも男性の育休なんて制度はなかった。
ってことは、このパターンも男女雇用機会均等法に違反してるってことになってしまう。
セクハラとか男女差別って自分がどう感じたかって部分も大事だと思うんですよね。
同じセリフでも言う人によって受け取り方が変わる場合もある。
ただ一つ言えることは、面接でのセクハラは絶対NG。
だって基本初対面でしょ?判断材料がないじゃん。
セクハラを受けた側は、とても傷つきますし仮にその職場を辞退したとしても今後の就労意欲が低下しますからね。
自分の言動には責任を持つという基本的なことを人類全員が肝に銘じるべきだと思います。