🦅バスで行く楽天イーグルス金武キャンプ🌴

2025年2月6日 21:20

はじめに

プレミア12から東北楽天ゴールデンイーグルスの辰己涼介選手を好きになり、居ても立っても居られなくなったので、金武のキャンプに行ってきました。

以下、これを書いている私のスペックです。
・普段は楽天とは別のセリーグ球団のファン
・そちらもキャンプは主に沖縄で、沖縄のキャンプ自体は行ったことがある
・免許を持っていない
・プレミア12でちゃんと辰己選手を知ったので、そもそも楽天のことをまるでわかっていない
・フットワークだけは軽い

こんな感じの低スペックの人間がただ辰己選手を生で見たいという気持ちだけで沖縄行きを決め、2/1、2の2日間でキャンプに行ってきました。
主に楽天の金武キャンプは私のような免許を持っていない人にはハードルが高いと諦めてしまう可能性がありますが（現に私も一回調べたときは諦めかけた）、免許なくても行けるよ！という気持ちで、同じような方向けのために一応記録兼自分用の日記として残しておきます！ 無駄に長いですが、誰かの参考になれば幸いです。 

1/31

行きは1/31の最終便で沖縄へ。
定時ダッシュして羽田に向かい、そこから沖縄へ飛んで、那覇空港からゆいレールで10分ほどの旭橋駅近くのホテルに泊まりました。
最終便で沖縄に移動しているので、そもそも免許がない時点で基本ゆいレールで行ける範囲のところにしか泊まれない、かつ金武のキャンプ地である球場までバスで移動することを考えると、旭橋には那覇バスターミナルという大きなバスターミナルがあるので旭橋のホテルにするのがベストだと思います。
駅周辺も国際通りのような繫華街ではないですが、騒がしすぎず、コンビニなどもたくさんあるので良い場所です（前述の他球団のキャンプに行った際も旭橋に泊まりました）

2/1行き

球春到来の2/1は、那覇バスターミナルを6:40発の系統番号111番の高速バスに乗りました。同じ高速バスで宜野座や名護にも行けるので、阪神ファンや日ハムファンもいてわかりやすかったです。
楽天のキャンプの練習は10時開始なのに、何でそんなに早いの？と思われるかもしれませんが、都合のいいバスの時間が私が行った時点（2025/2/1）ではこれでした。1本後だと、10時前に球場に着きません。ただ、最初から練習をがっつり見たいとかでなければ、1本後でもいいかも。
前日ゆいレールの終電でなんとか日付を過ぎた頃にホテルに着いたのに、次の日5:30起きで早朝のバスに乗り、1時間ほど揺られて金武ICで降車。ここから歩いて球場へ向かえる距離なら良かったですが、多分歩きだと1時間以上かかります（早い時間のバスなので、歩いたら練習開始くらいに到着するかもですが…）
なので、球場周辺のバス停に止まる路線バスに乗り継ぎます。乗り継ぐためのバス停に行くのも金武ICから10～15分ほど歩きます。
金武ICで降りた時点で周りには本当に何もなく、海と木しかないので、不安になりますが、

とにかく海沿いを道なりに歩いていくと、途中にセブンイレブンがあります。球場の近くにはコンビニがないので、ここで飲み物等必要なものがあれば調達しました（昼食を球場に出店しているキッチンカーで食べない場合はご飯も調達必須）
セブンイレブンを過ぎると少し先に今度はファミリーマートが見えますが、それの少し手前にある渡慶頭のバス停から77番の路線バスに乗ります。
時刻表は必ず調べてください！本数が少なすぎるので！一応私が行った時点での時刻表を貼っておきますが、あまりにも本数が少なくて私は絶望しました…

ちなみに金武ICまで乗って来たバスは高速バスなのと、早朝だったのもあり、ほぼ遅れはありませんでしたが、路線バスはほぼ確実に遅れてます。朝や夜は5～10分程度ですが、夕方はかなり遅れやすいと思われます。沖縄のバスはそういうものらしい。
朝でも多少の遅れはあったものの無事やって来たバスに乗り、球場最寄りのバス停の銀原で降りました。
そこからは10～15分程度歩いて球場へ向かうだけです。ただ、1つ注意して欲しいのは、iPhoneのマップアプリやGoogleマップを使って行こうとすると、恐らく球場正面ではなく、裏口のサブグラウンドの方から入るルートを案内されると思います。が、これは罠です！！
そっちからは一般のファンは入れないので、バス停から球場方面に歩いていると、わりと序盤から『楽天イーグルス　スプリングキャンプ』的なのぼりがあるので、そののぼりがある道を歩いてください（すぐ近くでキャンプをやっている浦和レッズののぼりも一緒に並んでいました） 私は危うく前述のルートに騙されるところでしたが、多分こののぼりに沿って歩いた方がいいよな…？という勘と、同じバス停で降りた方が行き先が一緒ではないかと予想して、その方の後ろをそっとついて行ったので、何とかなりました…勝手について行ってすみません…
のぼりを目印に歩いて行くと、左手に大きな建物が現れます。それは室内練習場なので、練習メニューや選手によっては使うことはありますが、とりあえずまずは右手のメインの球場へ。グッズショップのプレハブなどがある小さな広場のような場所にある階段を下りたら、ようやく楽天のキャンプ地、金武町ベースボールスタジアムに到着です。

階段上からの眺め
選手ののぼりもありますが、今見返してて初めて背番号順に並んでることに気づきました

那覇バスターミナルからここまで2時間程度かかりました。免許がある方は大人しくレンタカーで行くべきだと思いますが、一応バスでも早起きを頑張れば行けます！！免許がない方の希望になれば！！
ここからはしばらくキャンプ自体の日記ですので、帰りのバスが気になる方は2/1帰りの部分まで飛ばしてください。

2/1のキャンプについて

球場に到着した時点でまだ8時半～9時くらいですが、球場内に入れるのは9時半からなので、形成されている待機列に並んで待っていると、9時を過ぎた辺りから早出の選手以外を乗せたバスがやって来ました。
そこからさらに待ち、大体9時半直前に今日の練習メニューの紙が張り出されるので、チェックしましょう。私はとにかく辰己選手が見たくて来たので、野手のメニューしか見ていなかったため、ここから先は投手推しの方にはあまり参考にはならないかも……

9時半になったら球場内に入り、席の確保をしました。しかし、練習メニューやお目当ての選手によってその都度移動して見学するので、確保した席は使いつつも半分は荷物置く場所くらいの感じになってしまい…スタンドの席全て埋まるほどの人はキャンプ序盤の練習だけの日には来ないので、問題ないと思われますが（少なくとも私が行った2日間は皆そんな感じでした）、過度な席取りはやめましょう！

10時からのウォーミングアップについては、2/1はライト付近でやっていて、1塁側の外野寄りの座席はファンには解放されておらず、近くでは見れませんでしたが、2/2はレフト付近でやっていて、3塁側の外野寄りの座席は解放されているので近くで見れました。これは行く日によって違うのかも。

ウォーミングアップが終われば、野手はベースランニング、キャッチボール、シートノック、ポジション別ノック、ランニングをやって、午前の練習は終了。
一部ランチの時間に特打がある選手がいますが、大体はベテランがやる場合が多いのかな…？私が行った2日間は浅村選手と阿部選手だったと思います。
お目当ての選手がランチ特打でなければ、この時間で昼食を食べに行くといいかと。前述のキッチンカーが グッズショップのところに来ていて、飲食スペースのテントもあったので私はそこで食べました。2日連続同じキッチンカーで種類の違うカレーをいただきましたが、本格的なスパイスカレーで美味しかったです！

腹ごしらえを終えて球場に戻ると、野手は12:45くらいから4〜5人ごとのチームに分かれて複数の種類のバッティング練習と走塁練習でした。チーム分けはその日の練習メニューに載っていますが、これも私が行った2日間は同じチーム分けだったので、変わることがあるのかは不明です…
作戦バッティングというメニューだけはグラウンド内でやらないので見れませんでしたが、それ以外の練習は見れましたし、本当に間近で選手たちの練習がこんなに見れるのはやっぱりキャンプならではなので、ここまで来る道のりは大変でしたが、来て良かった～！と報われた気持ちでした。試合のときとは違う、こういう表情するんだなとか新しい発見もあったり。

これが終わったら、ここからは個別練習なので、サブグラウンドで守備練習する選手、球場のグラウンドでロングティーする選手、室内練習場でバッティング練習する選手、ウエイトトレーニングする選手、様々です。一部の特打、特守をする選手以外は、練習メニューの紙に誰が何をやるかなど書いていないので、ここはとにかくどこに誰がいるのか色んな場所を見てチェックするしかなく、大変だった…ちなみに辰己選手は2/1、2どちらもウエイトトレーニングをしていました。

ウエイトトレーニングをしている場所は球場のコンコース的な場所から少し見えたのですが、辰己選手はウエイトしつつ、合間に何回もシャドーピッチングしていたので本当にピッチャーやるつもりでいるんだなと…何が何でもマウンドに立ちたいようなので、ファン的には登板するの見てみたいな…！ダメですか、監督！

あと、この情報が気になる方もいると思うので、書いておきますが、サインなどのファンサは投手からの方がもらいやすそうでした。というのも、投手の控室はサブグラやブルペン側なので、球場事務所の方へ移動する際は柵はあるものの、かなりファンと近い場所を歩くので、サインなどしてくださる選手を見かけました。
野手だとサブグラや室内練習場に行った選手はそこから球場側に帰って来る際にしてくださることもありましたが、球場とウエイトする場所の行き来しかない選手は、ファンとの距離が一番近いのが帰りのバスに乗り込む際なので、そのときにしてくださることもあるかも…ですが、一番難易度は高そう。
ファンサはあくまでも選手のご厚意になるので、過度に期待はせず、してくれたらラッキー、そして選手にはしっかり感謝するというマインドで！

2/1帰り

16時半頃には大半の選手はバスで帰っていきましたが、一部17時頃まで残っている選手もいました。皆さん本当に練習お疲れ様です！！
それも見送って、さて帰るか…というところなのですが、実は行きよりも帰りの方がバスは本数が限られます…行きと同様に銀原～渡慶頭（路線バス）、金武IC～那覇バスターミナル（高速バス）だと、17時頃まで練習を見ていたら、銀原18:26発、金武IC19:16発のバスに乗って、那覇バスターミナルに着くのは20時過ぎになります。
77番の路線バスの本数が単純に少ないのもあるのですが、高速バスも111番と117番があり、金武ICに停車する111番は117番よりも本数が少なく、特に夕方は間隔が空いてしまうので（2025/2/1時点の時刻表：https://daiichibus.co.jp/ryukyubus/wp-content/uploads/2025/01/R7.2.1 実施 %E3%80%80 系統 111 ・117 番時刻表 .pdf ）、銀原から赤崎というバス停まで行き、117番のバスも停車する石川ICで高速バスに乗るという手もあるようです。
私は中途半端に時間が空いてしまい、球場近くで偶然タクシーを拾えたので、金武で有名なキングタコスというお店まで乗せてもらって、タコライスをテイクアウトし、お店からすぐ近くの金武入口というバス停から予定していた路線バスに乗り、そこから金武ICで高速バスに乗り継いで帰りました。
テイクアウトしたタコライスはホテルで食べましたが、結構ボリュームありましたのでご注意を…私は比較的少食なのに欲張ってタコス2ピースまで頼んでしまったので、そちらは次の日の朝いただきました。

長々と書きましたが、1日目はこんな感じでした！寝不足+長旅だったのもあって疲れてるのに、結局写真整理などに時間がかかって、1時頃就寝。次の日もまた5:30起きしなきゃいけないのに…

2/2行き

翌日2/2も6:40発の高速バスに乗って金武ICで降り、歩いて渡慶頭のバス停まで行くのは一緒ですが、2/1は土曜、2/2は日曜で、77番のバスは時刻表が違うので注意が必要です。と言っても、日曜の方が10分遅いだけで似たような時間帯にバスがありました。私は今回平日には行きませんでしたが、なんと平日は8時9時台はバスがないので要注意。金武ICからタクシーで行くしかなさそうです。
球場に着いたら、あとは前日までと選手の練習メニューも含めて流れは全部一緒だったので、細かい話は割愛します。ただ、前日のランニングは外野ポール間でやっていたのに対して、この日は内野のファウルグラウンド辺りで短い距離をダッシュする形でやっていたので、間近で見れたのが嬉しかった！

短い間で全力ダッシュを何本もしてたけど、
練習メニューの中でこれが1番きつそうでした

2/2帰り

この日は20時台の飛行機で帰ること、渋滞などでバスが遅れる可能性を加味して、銀原16:18発のバスで赤崎まで行き、石川IC17:36発のバスに乗ることを考えると（金武ICに停車する111番のバスはちょうどいい時間がなかったので、石川ICまで行って117番のバスに乗ることにした）、球場を出るのは16時頃がタイムリミットだったのですが、辰己選手がその少し前くらいからウエイト終わりにずっと取材を受けている様子を見守っていたので離れられず…迷った結果、タクシーで石川ICまで送ってもらうことにして、選手が乗ったバスを見送り、結局16時半頃まで球場にいました。
次の日普通に仕事なので、飛行機間に合わなかったら終わるな…と最悪の場合も想定していたら、粘った甲斐もあり、この日はバスに乗る前に辰己選手がサインをし始めて……なんと私もサインをいただけました…練習と取材終わりで疲れている中ありがとうございました😭多くは望まないので、キャンプに行くと決めてから書いた手紙だけはせめて渡したい…と思っていたのですが、それもちゃんと差し入れと一緒に受け取ってくださり、感謝です🥲

帰るギリギリのところでまさかの目標を達成できて放心状態でしたが、余韻に浸っていると本当に飛行機に乗り遅れかねないので、16:50くらいにはタクシーを拾って、石川ICまで送ってもらい、バス停に着いたらすぐにやってきた117番のバス飛び乗って那覇バスターミナルまで行きました。
本当は石川ICを17:36発のバスに乗るつもりだったのですが、それよりも前に来たので、どうやら遅れていた1本前のバスだったらしく、それに乗れたのもラッキーでした。そのおかげもあり、空港にも早めに到着できて余裕で予定の飛行機に乗って帰ることができました。

ただ、2日目の帰りは本当に偶然が重なった形でしたので、結構危なかったなと…タクシーも絶対拾えるとは限らないので…実際、東京で使っているタクシーアプリのGOではなかなか手配できずに焦りましたが（1日目のタクシーはGOで手配できたものの、タイミングによると思います）、沖縄だとDiDiというアプリがいいという情報を見かけて、そちらではすぐに手配できて事なきを得ました…
ちなみに球場から20分ほど歩いた場所から乗って、石川ICまでは4000円程度でした。飛行機に乗り遅れるよりはマシなので必要経費だと思っておきます。

2/1、2の2日間の球場への行き方や軽いキャンプ自体の日記はこんな感じです。
本当に突然辰己選手を好きになったのもあり、楽天のことをほぼ何もわからないままキャンプに行ってしまったので、もう少し他の選手も知ってから行きたかった気持ちはあります…そうしたらさらに楽しめただろうな…

おわりに

バスでの金武キャンプの行き方は、先人の方々が書いてくださった記事が検索すればいくつか出てきますし、私もそれを参考に今回行きましたが、それだけではまだ不安なまま当日を迎えたので、今後私と同じように金武に行く方がもっと細かい部分など、これだけ情報があれば不安は殆どないという状態で行けるようにと思ってこの記事を書いています。細かい私の感想などは置いといて、とにかく免許がなくても、楽天の金武キャンプには行ける！ということが伝われば幸いです。
やはりアクセスが難しい場所なのもあり、他の球団のキャンプより落ち着いた雰囲気でゆっくりじっくり練習が見れるので気になる方はぜひ行ってみて欲しいです！（バスの時刻表など変わる可能性もあるので、来年以降この記事で説明した行き方が参考になるかはわからないですが…）

以下は少しだけ2日間のキャンプで撮った辰己選手の写真を載せておきます。