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心を守るため、心を消す

「感情を出してはいけない」
「感じてはいけない」
このメンタルブロックの利点はなんだろうか。
なにから自分を守るために、感情を見ないようにしたのか。

私が感情を出していたとき。
◯ポジティブな感情
私が絵を楽しめば、絵なんてくだらないと否定された。
褒められて喜んだら、もっと頑張ったときの話をされた。
苦手を頑張ってできるようになったら、好きなものしかやらないと言われた。
自分の好みを口にすれば、変わってると言われた。

◯ネガティブな感情
親の言うことに反論したら、理不尽にねじ伏せられた。
辛いと言えば、親はもっと辛い、またはもっと辛い人はいると言われた。
怒れば怒るほど、母の怒りが強くなった。

感情を出さないことで、否定や批判・攻撃から自分を守っていたことがわかる。
しかし今では、自分の感情を否定する相手かどうかの見分けはつく。
感情を出さない方がいい場所がわかる。
感情を出してもいい場所もちゃんとある。
もう感情に蓋をしなくていいのだ。

感情を出さない代わりに、怒っていた。
ずっとずっと、怒っていた。
怒りは感情の蓋だ。
怒りにすら蓋をした。

そうか、私が執着しているのは「怒り」だ。
「怒り」で自分を守ってきた。
「怒り」にかなりのエネルギーを割いてきた。

次に私が手放すべきは「怒り」かもしれない。

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