育児とコロナ禍を振り返る。育児とはお母さんの自粛生活なのか

コロナ禍が明けましたね。一応ね。

2020年の時、娘は2歳でした。

当時は京都に住み、ありがたいことに、ほぼ毎日御所に行っていたので、だだっ広い森の中ではコロナのことなど考えずに娘と2人で遊ぶことができていました。

テレビでは連日コロナコロナ…もぅええっちゅうねん。。

そしてテレビではよくこんなことを言っていましたよね↓

●不要不急の外出は避ける→2歳児連れて用事もないのにで出かけません。

●飲食店が7時に閉まります→その時間はもぅお風呂です。

●お酒の提供ができません→子どもがいるのでもともと飲めません。

カフェの利用は1時間までにしてください→ぐずるので30分で出ます。

●たくさんの人と会わないで→なかなか友人にも会えません

●遠出しないように→2歳児連れて遠出はそうそうできません


『自粛生活』という言葉ができて、その詳細のほとんどは、育児中のお母さんと合致していると思ったのは私だけではないはずです。

あぁ、、、私達は自粛生活だったんだな……

自粛生活で、友人知人に会えず、イベントやコンサートや映画などの趣味に行けず、孤独を感じ気持ちが塞ぐという人が多いと社会問題になっていましたね

そりゃ世の中のお母さんって病むわ!
だって自粛生活ずぅぅっとしてるんだもんな!!!!
お母さんの孤独感はこの自粛生活なんじゃない!?!?!?!?!?

私は仕事していませんし、子どもも未就学児でしたので、休校などのことも関係なくすごせていました。
むしろ、観光客のいない京都を満喫していたと言ってもいいぐらい。
小学生低学年ぐらいの子どもを持つ働くお母さんお父さんはものすごい苦労をされたと思います。考えただけでゾッとします。


日本はお母さん神話が強くて、子育て環境の閉塞感が強いと思います。
私も子育てをして、ほんとに子育てに対するそこはかとない社会の閉塞感を感じました。
何か大きな問題や事件があったわけではありませんが、どことなくひしひしと感じるわけです。

母親は孤独です。
母親はこうあるべき!という謎の母親像を社会や家族やそして自分自身にも押し付けられているように思います。
みんな違う人なのに。それぞれ全く違う個性があるのに、母親になったとたんに突然母親像を押し付けられる。

私はそんなもの脱いでやろうと思います。
価値観はいつの時代でもコロコロかわるのです。あとからついてくる。そんな不確かな社会の価値観に自分を合わせるなんてなんて馬鹿げた勿体無いことでしょうか。

だって数年前は汗かいても水飲むなとか言われてたのよ!笑
正気じゃないよな笑

そんな数年後には正気じゃないようなことを私たち母親は一生懸命守っているのかもしれない。

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