ゆるモンテッソーリ4年続けて(おもちゃ編)
私は娘が生後半年ぐらいのときにモンテッソーリ教育というとのを知りました。
初めに言っておくと私はなるべく頑張りたくない母です。全然がんばりたくない。ゆるく育児したい。
そんな母だからこそモンテッソーリ教育とは相性がよかったと思います。
子どもは自分でできます!それをサポートするのです!
目から鱗が落ちた とはことことでした。
私はさらに何冊も本をよみました。
(読んだ本についてはまた後日ご紹介できたらと思います)
最近はおもちゃのパッケージや本屋さんでもよく『モンテッソーリ 式』とうたっていますが、モンテッソーリ とはそのおもちゃや本を与えていればいいだけではありません。
遊びや生活や親子の関係全てを通して繋がっているものなのです。近頃はモンテッソーリという言葉だけが商業的に一人歩きしているのではないかと危惧しています。
(娘の幼稚園選びをしている時、見学しに行った園で『モンテの部屋』というのを作っている幼稚園があって憤りさえ感じました)
①おもちゃの量
私のうちはおもちゃの数が少ないと思います。
無印のスタッキングシェルフを使っていますが、子ども達のものは2✖️6の12マス。
下の子(1歳)に4マス
上の子(4歳)の本棚に4マス
上の子のおもちゃ類4マス
あと他のどこにもおもちゃはありません。
『自分で片付けられる量がその子のおもちゃの量』だと思います。
というか、私は片付けたくないのです。正直言うとめんどくさいです。
自分で片付けてほしいです。
絶対にガチャガチャとかしないし、おまけでもらうようなおもちゃも持ち入りません。増えるばっかりで物を大切にすることを学べないと思ったからです。
そして使わないものはなるべくさげます。
②おもちゃの質
もちろんいただきものや、お下がりもありますので全部ではないですが、
なるべく木のものを使っています。
あたたかみがあって私が好きというのもありますが、
木の感触や、ぶつかる音なんかも自然な感じがして好きです。
あと気を付けているのが、
電池で音が鳴ったり光ったりするものは自分では買わない。
理由としては普通にうるさい(私が)
電池変えるのはめんどくさい(私が)
子どもにとっては刺激が強いので遊んでいるというか、遊んでもらっているだけになるからです。
(でもおむつ替えでじっとごろんして欲しい時だけボタンを押して音が鳴るものを渡してきました。オムツ替えの時だけ触れるおもちゃなので珍しがって割とじっとしてくれます。)
③具体的なおもちゃ
一歳児のおもちゃは上の子の時もほぼこんな感じ。
手作りおもちゃはこんな感じです。
あとは
あとは、マラカスとかタンバリンとかの楽器類
あとはぬいぐるみとかおままごととか…。
4歳児にはなるべく可塑性のあるものを選んでいます。
可塑性とはいろんな遊び方ができる可能性があるものです。
今は、
・折り紙や画用紙や空き箱などの工作具材。
・ぬりえ
・アクアビーズ
・ブロック
・パズル
・パターンブロック
・ドミノ
・トランプ など
アクアビーズは作り方の図は渡しません。それと、ビーズが一個一個出てくる専用のペンがありますが、あれも渡してません。指先でつまんで遊んで欲しいからです。
パズルはこつこつ200ピースのものも完成させるようになりました。
うちはなるべくキャラクターものは推奨してないのですが、やはり幼稚園で仕入れてくるのでパズルはディズニープリンセスです。まぁパズルの種類も多いし楽しんでやってくれるからいっか。
パターンブロックはいろんな柄ができて楽しいです!私も一緒に作ってます。
ドミノは並べるお仕事にもいいと思います。タイルのように並べたり、お花の形にしたりしていました。
タワーのように積み上げてもいいので遊び方は様々です。
代表的なものはこんな感じでしょうか。
渡したけれどハマらなかったお仕事もたんさんありますし、ブームが去ったお仕事もあります。
④気をつけていること
私はスマホを見せていないことです。
上手く使えるお母さんはいいと思いますが、元来やる気なしの私にはきっとスマホに子守りをしてもらう状態になりそうだからです。
それと私が勝手に名づけているアンパンマン現象 が起こるからです。
みんな大好きアンパンマンは、プラスに働くことももちろん多くあります。
◎アンパンマンの食器なのでごはんを食べてくれる!
◎パジャマがアンパンマンだから着てくれる! など
ほんとーーーにありがたいアイテムなのです!!!
でも、逆にぐずりの原因にもなりませんか?
×スーパーでパッケージがアンパンマンというだけで買って欲しいとぐずる。
×街中でアンパンマンを見かける度にそこから動かない
×アンパンマンじゃないと物事が進まない など
そう!
このぐずりはアンパンマンを知らなければ起きないぐずりなのです!!
ということでうちはアンパンマンは一切見せていません。
なのでスーパーでもアンパンマンをスルーできていました。
このアンパンマン現象をスマホに置き換えると、
スマホで助けられることももちろんありますが、
「YouTubeみたい」とか「ゲームしたい」とぐずられること。
知らなければこの一悶着は起こることがありません。
ということで、私は排除しています。
「もぅこれぐらいにしておこうね」
と言って親が辞めさせなければいけないことはもともとあまりさせないようにしています。
⑤4年続けた結果
私が言うのもおこがましいのですが、
○娘は器用になりました。
○指の力が強いです。(最近は、指の力がないので筆圧が低く薄い字になる子が多いそうです)
幼稚園の保育参観に行った時も工作の作業が早く感心しました。
○自分のスペースの片付けは基本自分1人でしています。
○色の違いに敏感
○私は何もしていませんが、勝手に読み書きができるようになりました。
○記憶力がいい(神経衰弱は私はもちろんのこと高学歴夫にも勝ちます。おじいちゃんおばあちゃんは娘にいつも惨敗しています笑)
○200ピースのパズルを1人で仕上げてしまう
○紙と鉛筆で割とずっと遊んでくれるのでカフェにも連れていきやすい
○調べ物は図鑑という感覚を持っている。
○自分のやりたいことを『仕事』という笑
○小川で小魚を2時間すくって遊ぶ。もはや狩り。
✖️やりたいことがやめられない
とは言っても、これがゆるモンテッソーリ で育てた恩恵なのか、はたまた彼女の気質なのかはわかりません。
それに、まだまだ問題点も多く、私もしょっちゅうイライラしている日々です。
もうすぐ5歳になりますが、
もぅ5歳と思うけれど、まだ5歳なんですよね。
期待のハードルを下げて見守って行きたいです。
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