レース編みを始めたきっかけ
私がレース編みをするようになったきっかけは、今は亡き祖母のお陰です。
まだ学生の頃、田舎に住んでいる祖母から段ボール箱が届きました。
中には、沢山の毛糸玉と編み針…Σ(・ω・ノ)ノ
祖母の手紙には、
『目も見えにくくなり、肩もこるから、使ってくれ。』
手先の器用だった祖母が、高齢になり編み物やめるからと送ってきたのでした。
その中にたった一玉だけ、白いレース糸が混ざっていました。
『レースって、編んで作ることできるの?』
と興味を示した私は、母親から少し基礎を教わり、その後テキストを片手に編むようになりました。
それまでは編み物なんてしたことなかった私。
初めは全然上手くいかなくて、投げやりになったりもしましたが、上達していくうちに、のめり込んでしまいました。
レース編みなんて、本当に非効率( ̄▽ ̄;)
編み目が細かくて、編んでも編んでもなかなか作品が大きくならない。
でも、どんどん編んでいくと、その編み目の美しさ、繊細さに魅了されました。
作品にも愛着が湧きました。
私自身はレースなんて似合うような柄ではないですが、レースはとても大好きです。
レース編みを好きになったきっかけを作ってくれた祖母に感謝です。
(未だに棒針編みは満足にできないことは内緒)
下の写真は、昔編んだ作品です。
今でも自宅で使っていますよ。
こんな小さめドイリーで、コースターなんかにも↓
作家友達にプレゼントした、大きなドイリー↓
☆★☆
そしてそして…
もっと小さいドイリーで、アクセサリーなんか出来ないものなのかな…
と思って、数年前に手を出したのが、
『タティングレース』。
こちらはかぎ針ではなく、タティングシャトルという舟形の糸巻きを使い、編むというより結び目を繋げて作っていく手法です。
より小さなモチーフを制作することが出来ます。
こちらは、紫陽花をイメージして制作しました。
お花はタティングレース、葉っぱはかぎ針編みです↓
夏にはひまわりが好評でした↓
コロナ禍ならではのマスクチャーム↓
もちろんタティングレースで大きな作品も出来ます。
下は友人リクエストのチョーカー↓
きっかけを作ってくれた天国の祖母。
お陰で時々思い出しながら手掛けています。
おばあちゃん、本当に有難うね(^∇^)
一部は以下のハンドメイドサイトで販売もしていますので、ご覧になってみてくださいね❤️