閉経の贈り物
51歳の春に閉経しました。
51歳という年は閉経する年齢としては、わりと平均的な年みたいです。
「あれぇぇないなぁ」と思い、気が付いたら閉経してたって感じですかね。
閉経して良かったことは、日にちを数え、ナプキン用意してなんて面倒な心配をしなくてよくなったことと、私のような子宮筋腫もちは、閉経とともに子宮筋腫もそれ以上悪くならないし、ひどかった貧血も完治したことでしょうか。
子宮筋腫の出血に伴う貧血のひどさは、医者から「輸血したほうがいいかも」なんて言われてたくらいで、運動なんかしたら倒れる危険があったので、運動も一切禁止の日々でした。
今では男並みと言われるくらいの血の濃さになりまして、スポーツジムに通ったりもしています。
女はこうして「元気なおばちゃん」へと進化していくんだと、自身で納得いたしました。
最後に閉経が私にくれた「贈り物」
それは「高コレステロール血症」です。
閉経に伴って女性ホルモンが減るので、コレステロールが貯まりやすくなるとは聞いていましたが、もとより脂っこいものは食べないし、体型も年の割にはスレンダーなんで、気にしてなかったんですが…
油断しましたね。
コレステロール値が基準を超えてしまい「再検査」通知をいただきました。
栄養士の資格を持つ身としては、プライドを傷つけられた気分でショックでした。
おかげで、一段と食生活には気を配り、一食一食を大切にしてます。
だって「元気なおばちゃん」としての人生は始まったばかりですもん。