中正紀念堂の花窓
なんてバランスの悪いこのトップ写真。
でもよく見てください、ドアが閉まりかけてます。そんな時を撮った写真です。
今回は中正紀念堂の周りの回廊がテーマ。その回廊の壁についている窓!飾り窓と言うのでしょうか?どうやら花窓と言うそうです。それを全部写真撮ったから紹介するよ!の記事です。
なので政治・歴史的観点はすっ飛ばしてます!
写真だけ見たい人はどうぞ目次から飛んでください▼
▽中正紀念堂をおさらい
【中正紀念堂】というと日本人の私達からすると「台湾旅行で行く観光スポットだよねぇ〜」って認識だと思います。国父紀念館とかと同じく衛兵交代の儀式を見て「すごいねぇ〜」ってなるところかな、と。
【中正紀念堂】
中華民国初代総統の蒋介石を讃えるために建てられた記念施設。1975年、彼の死後に建設の計画がされ1980年に一般開放されました。
初めて台湾旅行に来た頃から、この建物のデザインがとても好きなんですね。中のおみやげ屋さんでピンバッジを買ってリュックにつけていたんですが、台湾旅行中に紛失するという悲しい出来事がありました。(その後何度おみやげ屋さんに通っても、同じデザインは見つけられず‧‧‧)もしあの建物の形の置物があって、青い屋根が取り外せる小物入れがあるのなら買ってしまうくらいには好きなデザインです。てっぺんの丸もまたかわいい‧‧‧
建物の青い屋根と白い壁は「青天白日」をイメージしているそう。目の前にある大きな花壇も含めて「自由・平等・博愛」の象徴なんだって。
またかわいい屋根は八角形になっていて、儒教の教えでお馴染みの「八徳(忠孝仁愛信義和平)」を表してるそうですよ。
※他にも色んな意味が込められているそうです!
とまあ、「蒋介石」の功績を讃える建物ですし「中華民国」の初代総統と言う事で歴史を辿ると誰にでも歓迎される物ではないのですが。実際に台湾人の友人の中でも「なんでみんなここに観光に来るのか分からない」って言う人もいれば、私と同じく大きくて広い公園だね〜感覚で利用してる人もいます。
今回は詳しくは触れませんが、ぜひ調べてみてください。
▼回廊の花窓を見てみよう
建物もかわいいのですが、今回の重点は周りの回廊の花窓!これがまたかわいいのです。外からYou Bikeで横を通りながら眺めるのもまた良き。
なのですが、この花窓、めちゃくちゃ種類があるんですよね。なかなか1巡しない。と言うことで、どんな窓があるのか全種類撮影してみました。(2021年3月、もう半年以上前ですね)
でもどうも納得いかなかったので、また撮り直しに行ってきました(2021年10月末)
一応規則順に並んでる事が分かりました。途中で門があったりして途切れたりもするんですが、abcdcbaみたいな感じで続いています。え、分かりにくいですか?1234321234……って感じです。まあ、行ったらわかります!笑
きっと名前があったり意味があったりするんだろうなぁ。それは探しきれず。とりあえず1枚ずつ写真を載せます。
さっそくですが↑キーポイントその1です。
雲四角
お花A
扇
旗
サッカーボール
Ⅲ
くもの巣
星
歯
四角
お花B
十
メダル
ひし形ダブル
八角形
花四角
キーポイントその2です
これで全種類。キーポイント1と2を境に逆戻りする形で繰り返されます。あ、名前は私が適当に付けたものです(笑)
▼花窓のもう1つの楽しみ方
回廊にある花窓は全部で18種類です。
そしてこの花窓、こんな楽しみ方もできるんです!
分かりますか?時間帯と角度によって、光が差し込んで鉄格子の影が!
晴れの日を狙って行きましたが、太陽の高さとかあるんでしょうね。あんまり上手く撮れませんでしたが、影も撮ってきました。
どの花窓の影か想像してみてください◎
影は全種類撮れませんでしたが、きっともっといい感じに影ができる時間帯があるはず!四方にこの回廊はあるので、狙えばいい写真が撮れそうです。
ぜひ中正紀念堂の近くへ行った際には、答え合わせのように探して見てください。
▽おまけ
花窓のデザインを取り入れたマスキングテープが売られていました。買わなかったけど。お土産にもいいかも◎
隠れているのはなんの文字?
そう、「中正紀念堂」です。そういえば、内部の天井にも一つ一つに「中正紀念堂」の文字がありましたね。
ついでなので登ってみましたが、コロナ対策で外からは衛兵交代の所には入れませんでした。今は中から行くようです。ちなみに中はワクチン接種会場にもなっていました。
上から見るのも久しぶり。観光客気分です。
細々した所にある彫刻なんかも好きポイントの1つなのでした。
おしまい◎