息子の未来が私の今を変えた話
高齢出産で出産前日までマイナートラブルに悩まされたマタニティライフだった。
トラブルが重なりすぎて、私の心は折れかけていた。
無事に生まれてくるのだろうか…
そんなトツキトオカを過ごしたが、私の悩みなんてつゆ知らず、息子は元気に誕生した。
息子を妊娠する直前まで、自分のために好きなように生きてきた。
好きなように仕事をして、好きなように旅して、好きなように遊んだ。
結婚してからも、その環境は変わらなかった。
でも、妊娠してからは違った。
そして、息子が生まれてからは激変した。
自分がやりたいことの片隅にはいつも息子がいた。
私は頭の切り替えが上手ではない。
仕事モードから育児モードへの切り替えも苦手だ。
会社員として勤務していた私は、仕事終え自宅に帰って子育てをした。
何だか心地が悪い日々だった。
その頃、前職の同僚から子育ての事業を一緒にやらないかと誘われた。
今の私には願ってもないお誘いだった。
子育てしながら、子どもの未来を応援する活動が出来る!!
夢と希望に溢れている。
そう感じた。
日本は少子高齢化が進んでいる。
内閣府の発表では、2060年、2110年時点では高齢者1人に対して現役世代が約1人という扶養関係になるという。
子どもたちに負荷がかかってしまうかもしれない未来、例えそんな世界だとしても、楽しく生きて欲しい、自分のやりたいことを見つけて未来を切り開いて欲しい。そんな思いで今の子育て事業を開始した。
現在、家庭学習や習いごとをオンラインで行うことが出来るサービスを準備している。
共働き世帯が増え、育児に割く時間が限られている中、少しでも子どもたちの可能性を広げてあげられるよう、外出する手間のないオンラインによるサービスを重視している。
子どもが”やりたい”と思えることは、特に子どもが小学生くらいまでの間であれば、親がどれだけの選択肢を与えてあげられるかで決まってくる。忙しい親たちが手軽に選択肢を広げることができ、子どもたちにその選択肢を提供できれば、子どもたちの可能性は広がる。
自ら未来を選択し切り開くことができる”主体性”を持った子どもたちが、未来の日本を支えていくことを信じ、活動していきたいと考えている。
RIRI