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#13 U.S.A. For Africa「We Are the World(1985年)-洋楽レコーディング風景PV
現在実施中の洋楽レコーディング風景PVアンケート。
洋楽レコーディング風景のプロモーションビデオだけを集めて鑑賞してちょっと考察するブログ企画なのですが、
今回も皆様よりご回答いただいたビデオを随時ご紹介していきます。今回はこちらの作品です。
File#13 U.S.A. For Africa「We Are the World(1985年)
いただいたコメントはありませんでしたので、さっそく動画を観てみましょう。
1984年、エチオピア飢餓救済を目的としてBob GeldofとMidge Ureにより企画されたイギリスのアーティストたちによるチャリティーソング「Do They Know It's Christmas?」に触発される形で、翌年1985年にアフリカの飢餓や貧困救済のために、アメリカで作成されたチャリティーソングがこの「We Are the World」ですよね。
作詞・作曲はMichael JacksonとLionel Richie、そしてプロデューサーはQuincy Jones。動画を観れば一目瞭然ですが錚々たる洋楽アーティストが参加しています。何回観ても、ちょっと現実で起こったとは思えないスターたちの集まりようにびっくりしてしまいます。
Wikipediaによると、1985年1月22日、Kenny Rogersが所有するスタジオにてQuincy Jones、Michael Jackson、Lionel Richie、Stevie Wonderが集まって先行レコーディングを行い、翌日1月23日にMichael Jackson、Lionel Richieによるデモテープが完成。1月28日の夜に開催されたAmerican Music Awardsの後、21時過ぎから参加ミュージシャン45人がハリウッドのA&Mスタジオに集まり、このレコーディングが決行されたとのことです。また、この日Michael JacksonはAmerican Music Awardsを欠席し、一足先にコーラスのガイド・ボーカルの録画を行っていたそうです。(真面目!)22時に45人のアーティストで先に合唱パートを録音。翌日1月29日午前4時に20人のアーティストが集められ、ソロ・ボーカルのパートを録音、午前8時にすべてのレコーディングが完了したとのことです。つまり、AMA授賞式終了後の夜から翌日朝方にかけてのレコーディングの様子がこのビデオに収められているということになりますね。
それにしても過酷なレコーディングだったことがよくわかります。このメイキング映像を観たことがあるのですが、お腹が減ってしまったTina Turnerが「フィッシュバーガー食べたい!」と何度も言っている場面があったように記憶しています。
また、今日6月25日はMichael Jacksonの命日ですね。Michaelによるデモ音源も貼り付けたいと思います。
Michaelがこの世を去った2009年の翌年、「We Are The World 25 Years for Haiti」と銘打って、ハイチ地震の救済を目的として同曲が再レコーディングされました。このPVも2010年当時のスターたちが勢揃いしていてグッときますね…!楽曲もラップを加えたとても良いリメイクに仕上がっています。また、哀悼の意を表し、Michaelのソロパートはそのまま採用されています。
ご参加いただきありがとうございました!
さて、本アンケートは現在も絶賛受付中です。
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