【貴重】1985年QUEEN来日ツアーパンフレットの中身
これまで、ホイットニー・ヒューストン来日ツアーパンフレットの中身、
そして、「カルチャー・クラブ」初来日ツアーのパンフレットの中身を紹介していきました。
今回はパンフレット企画の第三弾として「QUEEN」の1985年の来日時のツアーパンフレットを取り上げていきたいと思います。ちなみにこのパンフレットも母の私物です。
ツアー概要
詳細な日程と会場はこちらです。
パンフレットタイトルからもお分かりのように、提供はキリンビール株式会社だということがわかります。
そして、ツアーの関係者一覧がこちらです。
一行目をご覧ください。「ビジネスマネージャー」の欄にジム・ビーチ氏の名前がありますね!映画「ボヘミアン・ラプソディ」では「マイアミ」という愛称が付けられていたのが印象的でした。映画では最後までクイーンを支える良い人として描かれていました。
続きまして5行目、「パーソナルアシスタント」の欄にはポール・プレンター氏の名前があります!「パーソナルアシスタント」ということはやっぱり映画のようにフレディ・マーキュリーのお世話をしていたのでしょうか…?映画では、悪者として描かれています。
ここで、映画のクライマックスシーンでも描かれる「ライブ・エイド」との時系列を整理したいと思います。
日本に来日した2か月後にライブ・エイドに出演していたということがわかります。
寄稿文(PROFILE/塚越みどり氏/鈴木豊久氏)
続いて、パンフレットに記載のあった興味深い寄稿文を抜粋していきます。
「レッド・ツェッペリン」の後継者と謳われていたのは知りませんでした。また、この時点で既に6回も来日しているというのは驚きました。
確かに、私も「この曲はジョン・ディーコンが作ったんかい!」と思ったことがあります。メンバーの4人全員がそれぞれ作曲しているというのは珍しいですよね。来日の前にツアーで世界を回っていたことも書かれています。この「The Works Tour」は1984年8月24日〜1985年5月15日という長期に渡る規模の大きなツアーだったようです。
80年代に入って変化したクイーンについて書かれていました。フレディの強いポリシーが感じられる言葉も綴られています。「サウンドならず、スタイルまで一新した」クイーンを見て、戸惑いを感じた経験のあるファンの方がいらっしゃれば、コメントで教えてください。
掲載広告
最後にこのパンフレットに掲載されていた広告を一部ご紹介します。
まずはツアータイトルにもありますように、アルバム「ザ・ワークス」の広告です。
また、クイーンの「ファンクラブ」入会案内もありました。入会金500円、会費は6ヶ月で2000円。会員証、ステッカー、バッヂ、会報などが送られて来ると書いてあります。入会していた方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。
次に、NECのデスクトップパソコンの広告です。武田鉄矢さんが指揮棒を持って構えています。
そして、KIRINの広告もありました。ここにもパンフレットタイトル同様に「Together」と書いてあります。
今回の温故知新
クイーンの来日公演パンフレットを紹介していきました。
この1985年の来日公演は、映画「ボヘミアン・ラプソディ」で描かれている時代とも重なっています。映画で描かれていたのと同じ時代のクイーンをこのパンフレットから確認することができたのは興味深かったです。
また、この6回目のクイーン来日公演を「里帰り」と表現するなど、日本側も大歓迎していたということがわかりました。
クイーンの来日公演について思い出のある方は是非コメントにて教えていただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。See You!
お読みいただきありがとうございます。サポートいただいたお金は、次のレポート制作にかかる諸経費に充てさせていただきます。