「洋楽脇役投票」結果発表②
約1か月に渡って募った「洋楽脇役投票」!
ご参加いただいた皆さんありがとうございました!
前回は結果発表の「第一弾」として1票を獲得した“名脇役”アーティストをご紹介しました。
今回はいよいよ複数票を獲得したアーティスト4名の発表です。
同率3位:Stewart Copeland(The Police)【2票】
ご紹介いただいた「Every Little Thing She Does Is Magic」「Walking On The Moon」の中から、「Walking On The Moon」(1979年)をどうぞ!
→Stewartのドラミングスタイルの確認のため2008年当時のライブバージョンです !レゲエのリズムを保ちながらも、ハイハットをスピーディー且つ”忙しなく”演奏しています。Stewartの巧みな奏法が高く評価されている理由がよくわかりますね!Stewartは熱心にStingを誘いPoliceを結成させた、立ち上げメンバーでもあります。
同率3位:Michael Steele(Bangles) 【2票】
ご紹介いただいた「Following」(1986年)をどうぞ!
→残念ながらMichael Steeleが「Following」を歌っている動画はありませんでしたので、こちらの超代表曲の動画もどうぞ!
→「Walk Like an Egyptian」では二番目にヴォーカルを取っていました。
さて、Michael SteeleはBangles全盛期のベーシストですね!Runaways結成時のメンバーで、後にBanglesに加入しました。やっぱりBanglesと言えば最もリードヴォーカルを取るSusanna Hoffsが目立っているのは否めませんが、Michael Steeleのクールなキャラクターは存在感があり、バンドになくてはならない人ですね。アルバム『Different Light』に収録されている「Following」はMichael Steele自作の楽曲でした。
2位:Andrew Ridgeley(Wham!)【6票】
ご紹介いただいた「Bad Boys」「The Edge Of Heaven」「Freedom」「Shake」(ソロ)の中から、次の2曲をどうぞ!
The Edge Of Heaven(1986年)
→AndrewがどれだけWham!に貢献したかは今年のNetflixのドキュメンタリー「ワム!」でしっかり描かれていましたね。幼少期からGeorge Michaelの良き友、良き理解者として支え続ける献身的なAndrewの姿に多くの人が胸を打たれたことでしょう。そして、Andrewの笑顔にハートを射抜かれて票を投じた皆さんもたくさん居ますね!
Shake(1990年)
→「ソロでの唯一のヒットです。90年Billboard100最高位77位」とご解説いただきました。Andrewのソロアルバム『Son of Albert』の収録曲で、David AustinとAndrewの共作のようですね。アルバムタイトル『Son of Albert』は自身の息子Albert君にちなんで名づけられたそうです。David Austinは一つ前のPV「The Edge Of Heaven」の中でギタリストとして一緒に演奏している姿が映ってますね。ちなみに、David Austinのソロ曲「Turn to Gold」(1984年)はGeorge Michaelとの共作でGeorge Michaelがプロデュースした一曲でもありました。
1位:John Oates(Daryl Hall & John Oates)【7票】
参考楽曲として、「ほとんどのHall&Oatesの楽曲。Say it isn't so では渾身のSay!」とコメントいただいたり、「Possetion Obsession」「How Does It Feel To Be Back」「Back Together Again」「Las Vegas Turnaround (The Stewardess Song)」をご紹介いただきました。その中から次の3曲をどうぞ!
Las Vegas Turnaround(The Stewardess Song)(1973年)
→ソングライターはJohn!アルバム『Abandoned Luncheonette』(1973年)に収録されました。
Back Together Again(1976年)
→これもソングライターはJohn!アルバム『Bigger Than Both of Us』に収録されました。
How Does It Feel To Be Back(1980年)
→そしてこれもソングライターはJohn!アルバム『Voices』の一曲目を飾ったのがこの曲でした。
相方のDarylの華やかさの影に隠れてしまいがちなJohnですが、作曲にしても歌声にしても素晴らしい才能の持ち主ですよね。
先日、DarylとJohnの訴訟問題が明るみになりました。そんなニュース知りたくなかったというファンも少ないくないことでしょう。私もいちファンとして、できるだけ早い仲直りを望みます。
相方・Daryl Hallの来日コンサートに行ってきたブログはこちら!
改めまして、本企画にご参加いただいた皆様には厚く御礼を申し上げます。
これからも音楽グループにおける”主役”ばかりでなく、“脇役”に光を当てて、彼らの素晴らしさを発見していけたらと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。