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コミュ症の人にはつらいグループ作り。

集団生活におけるグループ活動

学校や部活動、習い事、会社などにおいて、指導者に『はい!2人組作って』『適当にグループになって』と指示されることが多々ありますよね。

私はその時間が一番苦手でした。

いつも決まった誰かと群れを成すタイプではなかったし、よく話す子にはまた別の友達がいるのでなかなか難しい憂鬱な時間でした。

修学旅行

高校2年生の修学旅行の際、ホテルの部屋割で2人組を作らないといけなかったのですが、1年生の時仲が良かった子とはクラスが離れて2年の教室に馴染めずにいたため、誰も仲のいい子がおらず…。ぽつんと立って当たりを見渡していたら同じようにぽつんと立っている子を発見!名前も知らないし話したこともなかったけれど、みんなの前で先生に組を作らされるくらいなら、と思い声をかけてみることに。

『もうグループ決めた?』
 『ううんまだ決めてない』
『一緒にならない?』
 『いいよ』

まぁこんな感じで一緒になったわけなのです。

先生には「あら、珍しい組み合わせね」なんて言われました。

同じような境遇の子に話しかけると案外すぐ組めるものでほっとしていたのもつかの間…

違うホテルでのペアを別の子と作りなさい?!

だぁぁぁぁ。
本当に憂鬱でした。

集団で生きるということは本当に大変です。

皆さんも一度は経験があるでしょう?

体育の時間

体育の時間というのはこれまたグループ地獄です。2人で練習しなさいだとか、この後は自由時間ですとか。

いつも休憩中に私のところに来てくれる友達がいたのですが、その子にはまた別の友達もいるわけで、なかなか2人組というのは難しいのです。

一人で壁にもたれている日もありました。

リーダー気質のある人たちから学ぶ

私は一匹狼みたいな感じだったので、休憩時間に無理に友達と喋らず宿題や小テストの勉強、時にはうつ伏せで寝たふりをして、誰かと一緒にトイレに行くわけでもありませんでした。

クラスの明るい子たちは、いつも休憩中に友達と笑い合って、トイレに一緒に行って、職員室についてきてもらっていました。

何もそこまで一緒にいたくはありませんが、彼女たちをみていると楽しそうだし、グループ作りは一瞬でとても羨ましいなと思いました。

あらかじめグループが決まってる

あらかじめグループを決まっているときはとても嬉しかったです。前後でペアだったり隣の人とペアだったり。そうしたら悩まずに済むし、苦痛を味わう時間も減るのです。


しかし、ペアが決まったのにも関わらず、私とではなく隣の仲良い子と話しながら相手してくれるなんてこともありました。

あらかじめ決められるというのも難しいですね。

大学

現在大学生となり、仲の良い友達を作るというのもますます難しくなりました。
大学では、自分の受講したい授業をとるため、受けるものによって人が変わりいつも一緒なんて到底無理なわけです。

私みたいに今まで群れをなさなかった人からすれば、いつもと変わらないですが…。

それでも一緒に授業を受ける友達を見つけたり、ご飯を食べる友達を見つけたり。

人の心というのはいつも寂しさを嫌いますからね。

明るい子たちは一人でいるところを見たことがありません。

どうしてそんなに友達がどこにでもいるのか不思議です。

最後に

皆さんはグループをつくるのが得意でしたか?不得意でしたか?

ひとりでいて許されるならいいですが、誰かとグループにならないといけない状況となると頭を抱える時もあったと思います。

集団生活は大切なことですが、苦手なものはしょうがないと思ってます。

これからもグループを作りなさいという指示が多々あるだろうと思いますが、皆さんも、勇気を振り絞って頑張りましょう!

私も頑張ります。りりーでした。

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