見出し画像

京都金杯 2025 予想

京都金杯の予想をしていきます。
今年は数年ぶりの中京開催ということで、中京での結果を振り返りつつ、狙う馬を絞っていきます。

傾向(中京開催の2021〜2023)

2023
12.4-11.2-11.1-11.3-11.6-11.4-11.8-11.9
34.7-34.1
1着:7番イルーシヴパンサー
2着:5番エアロロノア
3着:2番プレサージュリフト

2022
12.1-10.5-11.5-12.0-11.7-11.5-11.6-12.0
34.1-35.1
1着:7番ザダル
2着:11番ダイワキャグニー
3着:10番カイザーミノル

2021
12.5-11.3-11.4-11.7-11.6-11.3-11.3-12.0
35.2-34.6
1着:2番ケイデンスコール
2着:4番ピースワンパラディ
3着:13番エントシャイデン

近5年のうち2023〜2021は中京開催だったので、サンプル数は少ないが、この3レースを参考に予想を進める。

3年間の共通項として、上がり3Fが減速ラップとなっていることを挙げたい。ラスト3Fで各馬の脚があがっており、いかに末脚を持続させられるかが要求されるということ。
中京コースの主な特徴として、❶スパイラルカーブ❷急坂の2つがある。❶スパイラルカーブの存在により道中のペースが緩みにくくなり、尚且つ❷急坂の存在により、東京でよく見られる上がり3F切れ味勝負ではなくある程度のスタミナ=スピードの持続力が要求されやすい。
ちなみに、中京コースで道中のペースが緩みにくく理由は以下の通りである。(参照:ChatGPT)

中京で道中のペースが緩みにくい理由

実際に、2021年と2023年は断続的に11秒台のラップを刻んでおりペースが緩まず、上述の通りラスト3Fが減速する持続力勝負の展開となっている。2022年は4F目で12.0を刻んでおり、中京マイルでは珍しく道中緩んだレースとなった。そのせいもあってか、2022年はマイラーという馬よりも、どちらかというと中距離タイプの馬で決着していることがわかる(ザダルはセントライト記念3着やエプソムC1着など、ダイワキャグニーは毎日王冠2着や天皇賞秋6着などの実績があり、カイザーミノルも毎日王冠5着で前走は天皇賞秋からの距離短縮組)。

2021年と2023年の好走馬をもう少し詳細に見ていくと、

イルーシヴパンサー:前年の安田記念で上がり最速32.6
エアロロノア:前年の安田記念で上がり最速32.6
プレサージュリフト:クイーンC1着&上がり3位33.5
ケイデンスコール:NHKマイルで上がり最速33.6
ピースワンパラディ:前走キャピタルSで1着&上がり2位34.3

6頭中5頭が東京マイルのリステッド以上or重賞で3着以内or上がり最速を記録している。減速ラップになると、バテててきた馬たちを差せる展開になりやすく、近走速い上がりを使えていたものの展開がむかずに敗れていた馬たちが、末脚を活かして好走していると考える。特にG1実績があり、近走の馬柱を汚している馬の巻き返しに注意したい。

予想

◎マテンロウオリオン
○アスクコンナモンダ
△ロジリオン
△サクラトゥジュール
△ドゥアイズ
△ウォーターリヒト
△シャドウフューリー

◎はマテンロウオリオン
3歳時のNHKマイルでは上がり最速の33.5で2着と好走したが、それ以降は見せ場なく敗戦続き。ただ、前走阪神Cでは上がり32.7で最速を記録しており、近走終いの脚は使えているので、まだ見限るのは早計。今回、鞍上が横山典ジョッキーから古川ジョッキーに乗り替わりということで、これが良い方向に働けば、一瞬の切れ味を活かしての好走も有り得る。オッズもかなりつきそうなので、久々の一発を狙いたい。

○アスクコンナモンダ
中京マイルで5戦4勝しており、コース相性は抜群。好枠もゲットできたし、スローペースからの切れ味比べよりも、ペースが流れての持続力を活かす方が得意であるため、中京開催がプラスに働く。

あとは、持続力戦に強いサクラトゥジュール、「やっぱり年明けから川田騎手か」がありそうなシャドウフューリー、8枠に入ってしまったが安定感抜群のドゥアイズ、マイルは特に強い4歳世代のロジリオンとウォーターリヒトを抑えに加える。

いいなと思ったら応援しよう!