【20】civilization VI 〜 国家都市の宗主国になる
宗主国とは
そもそもピンと来ない言葉なのですが、主従関係のある二国家を宗主国と従属国のように呼びます。civ6ではある文明と都市国家が宗主国と従属国の関係を取ることがあります。
宗主国は従属国からさまざまな恩恵を得ることができ、宗主国になる条件は、国家都市に代表団を3つ以上かつ他の文明より多く代表団を送ることです。
地味に重要なのは、同率最多で代表団を送っている文明が2つ以上ある場合、どの文明も宗主国になりません。
宗主国で受ける恩恵
恩恵は色々あり、どれも便利です。
都市国家の周囲のマップが見れる
都市国家の周囲3マスのマップが明らかになり、他のユニットの行動もわかるようになります。特に序盤では、はじめて宗主国になった瞬間に周囲に他の文明や他の都市国家があることがわかるのは大きいです
都市国家内の資源を得る
都市国家内の資源をすべて得ることができます。また、労働者を使って都市国家のマスを改善することもできます。それとは別に、都市国家のタイプによって、ゴールド、科学力、文化力、宗教力、ユニットの生産力、建築物の生産力が得られます。
都市国家のタイプは以下の通りです。
アイコンの色から、都市国家のタイプは判別できます。
なお、都市国家に送った代表団が3以上/6以上のとき、それぞれの区域の建築物にボーナスがかかります。ボーナスがかかる建築物を 3以上/6以上 で示しています。
都市国家内は友好的な領土となる
友好的な領土では、ユニットに以下の恩恵がもたらされます。
通常、友好的な領土とは自文明の都市の範囲だけなのですが、宗主国となると都市国家内も有効な領土となります。戦争中は足がかりになります。
他の文明と戦争状態になれば加勢してくれる
都市国家は宗主国に足並みを揃えて、宣戦布告と和平を行います。他文明と戦争状態になれば、加勢をしてくれます。
また、ゴールドを支払って徴兵を行い、一時的に宗主国の軍を動かすこともできます。
代表団を獲得するには
全文明の中で最初にその都市国家をみつける
はじめて都市国家に出会った文明は代表団を獲得します。この代表団は自動的に見つけた都市国家に送られます。
ミッションをこなす
交易路を作る、特定のユニット・建築物を作る、特定のテクノロジーを完成させるといったミッションを持つ都市国家があり、ミッションを完了すると代表団を獲得します。この代表団は自動的にミッション完了した都市国家に送られます。
都市国家メニューで!マークが出ている都市国家にはミッションがあります。セレクトボタンでミッション内容が確認できるので、交易路を作るといったような簡単なものは積極的に狙っていきましょう。
影響力を増す
ターン経過ごとに、都市国家に与える影響力が溜まっていき、一定値になると代表団を獲得します。獲得した代表団をどこに送るかは任意です。
この影響力を増すには、都市国家と交易を行うこと、外交政策パネルで代表団ポイントを増すものを選びます。
代表団を失う
また、かなり重要なのですが、都市国家に対して直接宣戦布告(※)を行うと、その都市国家に派遣している代表団をすべて失います。
※直接宣戦布告、ある都市国家に対して宣戦布告をすること。ある都市国家とその宗主国の文明に対して宣戦布告をしても代表団を失いません。
宗主国の立場を失わせる
現宗主国の送っている代表団と同数になるまで代表団を送れば、宗主国の立場を失わせられます。さらに上回る代表団を送れば、宗主国の立場を自分のものにできます。
これは、戦争中に宗主国の立場を失うと、共闘していた都市国家は戦線から離脱し、宗主国になれば、都市国家は共闘してくれるということです。
つまり、戦争中はユニットで行う熱い戦争と並行して、近隣の都市国家に代表団を送り合う、外交上の戦争も同時に重要になってくるということです。