デザイナーじゃないけど designship2019いってきた 『イノベーションとデザイン』
グロービス パネルディスカッション
『イノベーションとデザイン』田久保 善彦 × 田川 欣哉 モデレーター広野 萌
はじめに
すんごいよくて、越境ってテーマのパネルディスカッションだったんですが、網羅的に感想書くと、いっこが薄くなっちゃうんで、前説と気に入ったところだけ感想書きます。
越境
デザインの仕事ってこれだよねって思ってるやつが、問題解決に当たり始めるとそれだけじゃ済まない。済ませたくない。みたいなこと近年、ぶち当たりがちで、範囲外(だと思ってた)仕事することあるじゃない。それが越境。
以下、感想。
ディスカッションの中で2つ、気になる話題が出ました。
・越境型の人材っていつも必要なわけじゃないの?
・越境型デザイナーを目指す人へ
越境型の人材っていつも必要なわけじゃないの?
結論はいつも必要ってわけではない(!)
世の中にはテクノロジーがすごい飛躍するタイミングがある。
例としてだされたのは、第二次産業革命といわれたときに、機械がエレクトロニクスで制御できるようになった(補足:スイッチを入れれば、人間の操作なしに勝手に製品を作り続ける仕組みができた)こういう揺籃期には物事の構造が壊れて、外に出ていく必要がある。
今もそういう時期。たとえば、我々はまだ名前のない仕事につく可能性のほうが高い(過去の仕事で定義できるけど、実際は完全に新しい仕事だ、とも)
越境型デザイナーを目指す人へ
・長いスパン5年とか10年とかかけてやるのがいいのでは?
・これもまあまあできる、あれもまあまあできるだと、ライトな仕事に時間をかけてしまいがちで越境しなそう
・まず近傍に越境しよう。小さくジャンプしよう。
・ひとつの内容についてすごくプロフェッショナルになってから越境しよう。1万時間エキスパート説。
・越境しないで掘る人も必要だ
まず近傍に越境しよう。小さくジャンプしよう。
これとか、そうだよなあって思ったんですが、たとえば、フロントエンドがUIのデザイナーの近傍に越境すると、グラフィックやらなきゃいけなくなるので必要に合わせて伸びていくことになる。
さいごに
どうやって生きていくのが自分にとっていいんだろう(=こころざし)ということを、世の中がこれだけ変わっていくなかで、考えなきゃいけないタイミングはどうしたってくるって、話が印象的でした。
いつでもサポートお待ちしております。凍える荒野を行く旅人の足を前へ進めるのは、いつだって心地の良い熱を持った風だから・・・