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科学の面白さ伝えるときの「面白いのはそれじゃない」の話

「シャケハラスっておいしいよね」って言ってる人に、わざわざ「シャケの皮がおいしい」って突っかかってるも同然の話をします。「科学の面白さ」の話です。

なぜそんな話をするかって言うと、巷にはハラスが溢れておりシャケ皮の良さを述べること自体が「知的ぶりたいだけ」とか、そういうレッテルを貼られてしまっていて、非常に口惜しいからです。


魔法みたいじゃない科学はおもしろくないのかい?

科学って面白いので「科学って面白い」って他の人が言い出したときに、僕はすごくうれしいんですが、どこが面白いのかヒアリングすると多くの人が要約すると”魔法みたいなところ”と答えるんですが、これはシャケの皮を好む人間からすれば、そこはハラスだろ!?ってことなんですよね。や、別にハラスでいいだろうがって言われたら黙るしかないけど。


高度に発達した科学は魔法と区別がつかない

高度に発達した科学は魔法と区別がつかない
アーサー・クラーク

あんまり好きじゃないんだこの言葉。
というのは 架空技術の科学 ≒ 魔法 というのを小説・映画に刷り込んじゃったと思うから。タイムトラベルとかパラレルワールドとかサイエンス・フィクションに持ち込まれたサイエンスのエッセンスは非日常的な要素で面白いけど、その面白さは魔法や超能力、幽霊とかの非日常的さと一緒じゃん。科学は魔法の代替品ではないと思うんだ。

つまり、“科学って”面白いというならば、言及されてしかるべき部分があって、一例として「パラレルワールド」を挙げると、パラレルワールド自体非日常性そのものではなくて、パラレルワールドという突飛なアイデアがどうやって、現実的な実験や仮説から生まれたのかというところです。

たぶん、この実験や仮説の部分に数学とかが盛りだくさんになると思って敬遠してるのかもしれないが、ディレッタントとして楽しむ分には経緯だけ理解すれば十分だからさ、ほらシャケ皮も食べてみて!

そして本当は、この実験や仮説の例をあげるべきなんだが、もう十分な記事の量になってしまっているので、また今度別で!



ちなみに、ありスパ聞いて自分の中で考えがまとまったんですよね。
原宿さんが最後の方でパラパラと重要なことを言っているが、おすしさんが退屈してる感じから着想を得ました。

言いたいコト自体は140字以内で言えてた。


これって、絵画やプロレス、アイドルとか他の趣味のファンの人も似たようなハラス的な気分になったりしてるのかもしれないな。

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