【ネタバレあり】礼拝堂【ドミニオン気持ちのいいカード解説】
礼拝堂はこう使え!とか言いたくないんすわ。ストイックに強さを求めるプレイもありますけど、カードゲームの楽しみは、自分の考えを試してみること自体なんだからさ、というわけで発見の楽しみを奪わない匂わせ解説をしていきます。(軽度のネタバレはあります)
タロットカード風に、カードの意味を読み解いていきますね。
礼拝堂の象徴は、
精神世界
身軽であること
です。
手札を最大4枚廃棄してもよい。えぇ、これがどんなに破格か理解するには時間がかかりました。「礼拝堂」という名前からも魔女の「呪い」を解呪するためのカードだというのが、第一印象でした。
それは、もちろん有用なのですが、手札が魔女による攻撃1回につき1枚の呪い付与なので、最大4枚も廃棄するというのは「呪い」対策用としては多すぎる印象があります。
この辺から、ネタバレしていきます。
物質世界の欲を捨てよ
そう。礼拝堂に捨てるものといったら、世俗的な欲、物欲ですよね。
最初の手札、銅貨と屋敷この2つが主なターゲットになります。
いわゆるデッキ圧縮です。デッキ圧縮は、最初何ゲームかしただけでは理解し難い概念なのですが、体験するとそのすごさがわかります。
デッキ圧縮に関しては別で記事を書きたいと思います。
開幕デッキ圧縮
礼拝堂は、コスト2なので、初手で必ず入手可能です。それもやろうと思えば2枚とも礼拝堂購入みたいな狂信的なプレイも可能。喜捨し放題!
開幕でデッキ圧縮を始めるのが効率的です。初手以降のカードが手札に混じり始めると、目的のカードを廃棄していくのは難しくなっていきます。
とはいえ、初期状態で7枚しかない銅貨を、たとえば礼拝堂の最大効果であてもなく4枚捨ててしまうのはリスキーです。財源を想定できる、プランを持って圧縮していきましょう。
もちろん、屋敷を廃棄できるのが理想的です。
そして礼拝堂もいらなくなる
物質世界の象徴の、銅貨と屋敷をすべて消し去ってしまえば、なにものもその身をつなぎとめるものはありません、強いて言えば、精神世界の入り口であった「礼拝堂」もまた最後の物質世界のくびきなのです。
「礼拝堂」もまた「礼拝堂」によって廃棄できますが、最後の1枚だけは「礼拝堂」では廃棄ができません。「衛兵」で破棄するか、「改築」で別のカードに作り替えちゃいましょう。
初手組み合わせレシピ
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