ADVゲーム的にささつ2を読んだ。しんどい
佐伯沙弥香について2巻の話
最序盤で恋仲成就ルートから逸れてる(多分)
「沙弥香も色々経験してきたって感じ?」
「それなりにね」
「好き」を知ってることをふんわり言ってるので、この時点で終了です。終了。
無理げーーーーーー!!!沙弥香が何したってんだ。
トラウマを刺激してしまう
ジャンケンを提案する話。
でも、ジャンケンが地雷なんてわからねぇって。沙弥香が何したってんだ。
キーアイテム(プラネタリウム)がもらえない
「沙弥香の一年もらっていいの」とかおまそれ作品が作品ならプロポーズな物言いだからなそういうとこだぞとか、クッキーでSAYAKAの名前作ったりとか、好意をくすぐることをやってくる割に、燈子から沙弥香へ何か残るモノを贈った描写は作中一度もない。
前述のとおり「好き」を知ってる沙弥香に対して「好き」を持たないので、燈子の「好き」の証であるプラネタリウムは沙弥香にやってこないのである。沙弥香が何したってんだ
キーパーソンがいない
象徴的に感じたのが、生徒会劇をやりたがる燈子に対してNOを主張した久瀬会長のこの部分。
「小道具の用意が大変だ(略)脚本を書けるやつを見つけるだけでも大変だし、 演劇部もないから誰も指導してくれない。」
何気に劇の実現に必要なモノとヒトを一通り提示してくれてる久瀬会長すごく有能。さすが堂島君の先輩。
燈子と生徒会劇のつながりは濃い。生徒会劇の成立に必要な人たちも大切。
実はひそかに侑が1週間早く生まれて同学年でくれば、沙燈√ワンチャンあるかなと思っていた。
だが実際は侑だけでなくて、脚本を書けるこよみや、生徒会活動にフルで入ってくれる槙堂島、演劇を指導できる理子先生と市ヶ谷さんも燈子の変化には必要な人たちで、誰もいないこの1年生時点では変化のしようもなかったんだなって思う。沙弥香が何したってんだ
(ところでささつ2は、理子都について一切触れられていないのだがなぜだろう?)
そして発動するデスコンボ
で、でた~~~~~~~~~
相手が言う前に相手が言おうとしていることに関する話題を間接的に提示しつつ、「仮にそうなら私は嫌だな」と相手が言いたいことを封殺するのに、話の最後に自分が話を取ってしまったことを謝罪してしまい、丸く収めてしまう
七海燈子のデスパーフェクトコミュニケーションコンボだぁあああああああぁぁぁ
これ、察しの良い佐伯沙弥香には特に効果は高い。キーアイテムもキーパーソンもいない状況下、丸腰で受けてしまった沙弥香が踏み込むことはできず、引くしかなかったのである。しんどい。沙弥香が何したってんだ
かくして平行線√へ・・・
沙弥香は自分で選んだってモノローグしてるけど、どうあがいたってこのルートしか取れねぇよ、巡り悪すぎ。ほんと沙弥香が何したってのさ・・・