【SNS運用】"ささる"コンテンツ作り
こんにちは。株式会社リプカの松浦です。
今回は『フォロワーを増やすには?』というテーマの連載の第4弾です!
『Instagram運用において、これだけは押さえておきたいキホン6つ!』
のうちの4番目のステップをご紹介♬
※ まとめ記事はこちらをご覧ください。
さて、今回のトピックは…
『"ささる"コンテンツ作り』
です!
いよいよ、アカウント運用の肝となるコンテンツ作成について、一つひとつ分かり易く、丁寧にお伝えしていきます✨
つまみ食いでも良いので読んでいただけると、何かしら持ち帰っていただけるものがあるかと思います😎
それでは早速行きましょう!
▼ 目次
1.本記事の概要
2.人気コンテンツの特徴5つ
3.コンテンツ作り、それぞれのポイント
⑴ 投稿写真 ⑵ 投稿 ⑶ ストーリー
⑷ ハイライト ⑸ リール ⑹ まとめ
⑺ インスタライブ ⑻ IGTV ⑼ プロフィール
4.ターゲットがつい行動したくなるような仕掛けづくり
⑴ UGCの活用
⑵ クーポン
⑶ プレゼントキャンペーン
⑷ 最後の画像に、アクションの要請
⑸ プロフィールへの誘導
* まとめ *
1.本記事の概要
突然ですが、質問です!
あなたは、
「自分のアカウントは、一目でフォローしたいと思ってもらえるものだ!」と、胸を張って言えますか?
もっと噛み砕いて言うと、
とユーザーに感じてもらわなければなりません。
となると、
「ある程度工夫はしているつもりだけどそこまでの自信は...。」
と感じる方がほとんどではないでしょうか?
今回は、そんな方のために、STEP1・2で定めたターゲットや目的を崩さないように
『Who 誰に』・『What 何を』・『How どのように魅せるか』
STEP①②で定めたターゲットや目的を崩さないように
・フォローしていることで得られるメリット
・ユーザーにとってどんな情報が必要か
を想像しながら、以下の項目に取り組んでみてください☺
2.人気コンテンツの特徴は5つ
①タイムリーである
イベント、その他ニュースやトレンドなど、季節や流行りを意識した投稿を📝
②ユーザーを置き去りにしていない
親しみやすさの演出のために、独りよがりな面白さに走っていないか。等
③共感できる
楽しい、面白い、懐かしい、可愛い など、ポジティブな感想を抱けるかどうかに着目しましょう👀
④役に立つ
自社商品やサービスにまつわる豆知識や、ツウな使い方など、ユーザーの実生活になんらかの実りをもたらす情報を提供しましょう🙌
⑤自分も参加できる
ユーザーの反応や返信を募ったり、UGCを募るキャンペーンを実施したり (詳しくは後ほど説明します)、クイズや大喜利をやってみたり...
受動的に情報を消費するだけでなく、ユーザー自身が何かアクションを起こせる企画を行ってみても🙆♂️
コンテンツに迷ったら、是非この5つを思い出してみてください💪
3.コンテンツ作り、それぞれのポイント
ここからは、STEP①②で定めた具体的なターゲットや目的が達成でき、2.で紹介した5つの条件を満たすような実際のコンテンツ作りを進めていきましょう!
⑴~⑼まであるので、それぞれ自分のアカウントの現状と照らし合わせながら、チェックしてみてくださいね♬
⑴ 投稿写真
Instagramはテキストではなく、画像で視覚的に訴えかけるSNSです。
そのため、使用する写真や画像、特に投稿の表紙とも言える1枚目に来る写真の選定は最も大切です。
主に、以下の3つを意識して撮影してみましょう。
① 構図にこだわる
加工にこだわるのではなく、そもそもの構図に力を入れることによってクオリティを格上げ✨
対象物をそのまま切り取るのではなく、効果的に魅せる方法を探ってみましょう!
② ユーザーの想像力を掻き立てる
Instagramのメインユーザー層は長文を読みません。写真でストーリーを伝えられると、シチュエーションや世界観をより深くユーザーが考えてくれ、共感にも繋がり易いです。
③ NGに目を光らせる
・被写体に影がかかる
・意図しないものの映り込み
・狙っていないズレ (斜めになっているなど) etc...
自分がユーザーになったつもりで、どんな画像が魅力的であるかじっくり考えてみましょう💭
社外の人に、客観的な意見を聞いてみるのも良いですね◎
写真の構図や色味を鑑みて、それぞれの投稿がより映える順番を模索してみましょう!
⑵ 投稿
◇ テキスト
上限は2,200文字と言えど、無駄な情報は書かない。
基本は短文。絵文字を適度に組み込んで、よりキャッチ―な文章に。
少しくだけた言い方を取り入れると、文字数が減ってすっきり!
ハッシュタグを文中に入れてみる。
フォーマットを作成し、手間を省く&統一感を出す
◇ リポスト
他のユーザーの投稿をシェアすること。
ストーリーでのリポストと、投稿でのリポストの2種類がありますが、後者は外部アプリが必要です。
⑶ ストーリー
・投稿の告知
・キャンペーンの告知
・質問・アンケート
インタラクティブなコミュニケーションが可能!
・ユーザーの投稿やストーリーをシェア
リンクを貼って、投稿やサイトにそのまま遷移させることも可能です✨
⑷ ハイライト
テーマ毎にストーリーをまとめて、プロフィールに目立つように並べることができる機能。
情報の整理に◎
⑸ リール
最大60秒の縦動画のこと。最近では、TikTokの転載も目立つ。
普通の投稿と違って、画面いっぱいに表示されるため、ダイナミックな構図の動画を作成してみるのも◎
投稿同様、発見タブ(Instagram内で検索する際に開くタブのこと。検索していないのにオススメ投稿が山盛り出てきますよね、あれのことです!)にも表示されるため、効果的な#を付けてフォロワーではないユーザーをがっちり捕まえちゃいましょう!
リールは、投稿としてシェアすることもできます。
⑹ まとめ
投稿を最大30件まで、好きなカテゴリ毎にまとめて表示できる機能のこと。
タイトルは自分で設定できます。
自分の投稿だけでなく、他人の投稿もまとめることができます。
カタログのような使い方ができます✨
⑺ インスタライブ
生配信の動画のこと。配信後は、30日間アーカイブに保存されます。
ユーザーからのコメントがリアルタイムで表示されるため、インタラクティブなコミュニケーションが可能です。
公開商品を実際に使用する様子を中継してみたり、新商品をいち早く紹介してみたり、質問に答えたりと、普段の投稿よりも、距離の近い交流ができます!
⑻ IGTV
動画の尺は最低1分以上。モバイルからは最長15分、ウェブからは最長60分の動画をアップロード可能です。
また、インスタライブは、配信終了後にIGTVのコンテンツとして残しておくこともできます。
⑼ プロフィール
コンテンツというと、投稿やストーリーなどを連想しがちですが、実は、プロフィール設定も同じくらいこだわりを持つべきコンテンツの1つ💡
皆さんも、フォローをする際はプロフィール上にある「フォローする」というボタンを押しますよね。
つまり、ユーザーは必ずプロフィールを目にしたうえでフォローしているということ!
プロフィールは、投稿を魅力的に感じて、気になって来てくれたユーザーを迎え入れる玄関口なのです。
以下では、プロフィール作成において、具体的に気をつけるべきポイントを3つに分けてお伝えします☝️
① アカウント名
◇ 一言で、発信内容を理解できるものにする。
◆ 競合との名前被りを避ける。
競合アカウントをリストアップし、
あまりにも似通った名前にならないよう留意する。
◇ インパクトを重視しすぎない。
インパクトがある方が記憶に残り易いが、奇をてらうことを
意識し過ぎないようにする。あくまでも分かり易さを大切に。
◆ 検索に引っかかり易いよう工夫する。
Ex. ・英語だけでなくカタカナ表記も加える
(英語に変換するのが面倒でそのまま検索する人が多い)
・ターゲットが検索しそうなワードを使う 等
② プロフィール欄
◇ 1行目は、発信するテーマと、フォロー・閲覧するメリットを
端的かつ、印象的な言葉で説明する。
◆ 定量的な実績などがあれば、記載する。
Ex. 「売り上げNO.1」「顧客満足度○%」
◇ 「目指す姿、どんなサービスを世の中に届けていきたいか」
などの想いを綴る。
◆ 情報を厳選する
情報を詰め込みすぎると、結局何を伝えたいのかがわからなくなる。
あれもこれもではなく、伝えたい内容を絞り込むことも重要。
③ アイコン
◇ アカウントの特色を出すため、発信するコンテンツを分かりやすく表す画像を設定する。
アカウント全体のイメージカラーやキャラクターを定め、それに合わせて作成するのも◎
4.ターゲットがつい行動したくなるような仕掛けづくり
⑴ UGCを活用
UGCとは、User Generated Contentの略で、企業ではなく、ユーザーに手によって作られたコンテンツのことを言います。
UGCが多くあるということは、ユーザーにとって、企業やサービスをより身近に感じてもらっていることの表れと言えます。
Ex. 関西電力株式会社
関西電力の公式Instagramでは、定期的にフォトコンテストを開催して、ユーザーから集めた関西各地の素敵な風景の写真を紹介しています。
このように、投稿内容は (許可さえ取れれば)必ずしも自分自身のオリジナルである必要はありません!
参加型で、かつ共感してもらえるという点でUGCの活用はオススメです👍
⑵ クーポン
Instagramでしか手に入らない割引券や、クーポンコードを掲載。
定期的に配信すれば、ユーザーにとって、フォローし続ける動機にもなります。
⑶ プレゼントキャンペーン
フォロー、いいね、コメント、ストーリーへのシェア 等の条件を付けて、抽選でユーザーにプレゼントを贈呈。
上手くいけば、一気にフォロワーを囲い込めます!
⑷ 最後の画像に、アクションの要請
投稿画像の最後として、下のような画像を挿入し、ユーザーを具体的なアクションに誘導しましょう。
YouTuberのチャンネル登録や高評価のお願いと同じですね💭
⑸ プロフィールへの誘導
・投稿の際、画像へのアカウントのタグ付けをする。
・テキスト中に「@○△□ のプロフィールへGO!」の文言を入れる。@○△□ をタップすれば、プロフィールに飛ぶので、URLのタップに誘導できる。
* まとめ *
いかがでしたか?
顧客の気持ちを汲み、知りたいと思っている情報を提供する。
そのためには、自分のセンスに頼りきりになったり、独りよがりになったりすることなく、"客観的に"アカウントを分析していくことが非常に大切です。
今回お伝えしたポイントを参考に、
是非ご自身のプロフィールを分析してみてくださいね✨
さて、次回の連載は…?
⑸ 運用に必要なリソース
というテーマで、
アカウントを定期的に更新し、フォロワーに愛されるアカウントにするための、具体的な動きやタスクをお伝えします。
始めてみたはいいけど、手が回らなくて結局中途半端に…。
そうなる前に!事前に必要な要素を把握しておきましょう。
キラキラして見えるあのアカウントの栄光も、膨大な時間やコストがかかる泥臭い努力の賜物なんです。
華やかさのその裏では、根気強い取り組みが常に要求されます。
一つひとつ分かり易く、丁寧にお伝えしていきます。
是非参考にしてみてくださいね♬
この記事が、皆様の素敵なアカウント構築の一助になれれば幸いです🍀
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします☺
SNS運用において、競合に勝ち続けるためには、根気強さに加え、
次々とリリースされる最新機能や変更に対応していくための
情報感度・柔軟性が不可欠。
ユーザーに気に入ってもらうことはもちろん、Instagram側からも良質なコンテンツを継続的に提供するアカウントだと評価されることが重要です!
リプカ では、高い専門性を持つSNS運用のプロが、
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最後の最後までご覧いただき、ありがとうございました!
参考
書籍『SNSマーケティング 見るだけノート』(坂本翔 監修)