田舎はいまだに結婚がステータスらしい
私は30歳、恋愛経験なしおんな。
住んでいるところは程よい田舎である。
きっと同世代の方にはこのような経験をしたことがある人は多いのではないか?
友達の結婚式に行って、同級生と久々の再会。そこで言われるこの一言。
「結婚まだなんだぁ」
私は言われたことはないが、親しい友人が言われたと聞いてその古い価値観にゾワッとしてしまった。
まず結婚しているかどうかはあなたに関係ない。さらにはある程度の年齢で結婚していないと、、、みたいな考えはもう化石化していると思っていたから心底驚いた。
結婚=おんなの幸せの象徴みたいなものが私はものすごく苦手だ。
私のように結婚がしたくないという考えで生きている側からしたら、結婚していることは人生のマイナス要素でしかないからだ。
生涯を通して、仕事で成功したいし、生きたいこともやってみたいことも山のようにある。何ならもう少し余裕ができたら、海外の大学に入って心理学や脳科学、環境学などを学びたいと思っているくらいだ。だから正直、他人と結婚している暇はない。
こんな風に今は結婚をしないという選択を自らとる人が、堂々と生きていける時代であるはずなのに、、、
田舎はどういうわけか、まだまだ凝り固まった思考の中で生きている人が多いようだ。実際に、田舎にいる人の多くは若いうちに結婚して子どもを育てる人が多い。
心から望んでいることなのだろうか
これから私が話すことをひねくれ者の言うことだ。という人もいるだろう。
一般論に流されていないか?
好きな人とお付き合いをした。もう数年一緒にいるから、結婚して責任を取らなければ、取ってもらわなければ。
本当にそうか?
〇〇歳くらいで結婚するのが一般的だ。
本当にそうか?
自分の心にしっかり問いかけてみると、案外違う答えが見えてくるかもしれない。
もしかすると、2人でする恋愛だからこそ、その盲目さの中で気付けなくなってしまうのだろうか?
ここでいったん恋愛から離れるが、花火やイルミネーション、夜景を思い出してほしい。見た人のほとんどが綺麗と言う。
私も幼いころはそう思っていた。というより、そういうものだという認識で、特に綺麗と思っていなかったが、「綺麗、、、」と感想を述べていた。
しかしある日ふと思った。
本当に綺麗なのだろうか?
周りがそういうから、そういうものとして認識していただけで、自分だけの感性で見たとき、私の感想は変わった。
・花火→「何も感じない」「音がうるさい」
・イルミネーション→「人工的な光の集まり」「環境に悪そう」
・夜景→「夜遅くまで仕事している人の数?」
この感想、自分で客観的に見て嫌な感じと思います(笑)
でも本当にこう思ってしまったんですよね。わざわざ見に行くことに時間を使う必要はないなと。みんなと同じ感想でなくてもいいかと。
まぁ、話が結婚から逸れてしまったが、私が言いたかったことは1つだけ。
「自分の価値観だけで人と関わるな」