未だに疑問なこと。
体育の持久走の授業を見学する人の”多さ”。
テニス部や吹奏楽部で外周をがっつり走っているような人たちが、「喘息」を理由におしゃべりや土いじりをしながら見学していた。女子生徒の3/5程度しか走っていなかった気がする。気がするだけかも。
私は健康だ。
でも、昔から息をするのが苦手で、だからもちろん走るのは短距離も長距離も苦手だし(息継ぎのタイミングがわからない)、リコーダーや歌も苦手(息を吸い足りない感じがありたまに頭痛がする)だ。ちなみに深呼吸でも息の仕方が迷子になる。
体育の後の授業は咳がとまらなくて、止めても喉がごろごろしてまた咳が出て、必死に息を落ち着けてノートをとっていた。
持久走1000mのタイムはずっと5分25秒くらいで、女子約15人の中で最後から3番目くらい。たしか。なんか遅かった。見学している人たちやとっくに走り終わった人たちの、哀れなものを応援するような声と目が忘れられない。特に、一度インフルエンザに罹った直後に6分台を記録した時に、私一人が走り終わるのをみんなが待っていたのは地獄だった。気がする。苦しすぎてよく覚えていない。
でも、健康だからがんばった。
ただ、喘息で見学していた人たちが持久走の後のサッカーや、部活動での外周に参加していたのは本当に疑問。
たしかに、症状に個人差はあるだろうから、していいスポーツとだめなスポーツがあるのだろう。ただ、サッカーや外周はほぼ持久走じゃないのか。
以上、冬になると思い出す話でした。
蛇足。
一生懸命走っていたためか、内申書については1年生と3年生のときには「5(満点)」をくれたから、特に先生を恨んだりはしていない。むしろ、この成績のおかげで、走るのが苦手でも、スポーツをすること自体は嫌いにならなかったので、感謝さえしている。