グランメゾン・パリ
今日はいきなり話題を急転回して
元日に観た映画『グランメゾン・パリ』
について思ったことを綴ってみます。
この物語を一言で表すと「シェフの尾花夏樹がお店のスタッフと三ッ星を目指す」というもの。
ただ、信じられないくらいの難題が目の前にいくつもいくつも起きてくる。
それでも尾花夏樹は、驚異の精神力で決してブレることなく、とにかく前だけを見て突き進みます。
しかし人間なんてだれもがそんな強くない。お店のスタッフは付いていけず、心が折れてしまうことも…
すると尾花夏樹は同情なんて微塵もせず、付いてこれない者は仕方がない、だったら俺がやる!という仲間なんか信じないという精神です。
今の時代、こんなパワハラまがいなセリフを影響力のある人気タレントに言わせて大丈夫か?と思う場面も正直あった…
〜自分も優秀すぎて完璧主義を求める上司に付いていけなかったなぁ〜
それでも紆余曲折だったり、そこを気付かせてくれた存在だったりのおかげで、パワハラ気質だったシェフ尾花は、自身のこだわりを変えて仲間の力を必要とし集結させようとお願いします。
スタッフのひとりが“尾花は頼るのが下手”というようなことを言います。
この辺りの流れが、この映画の中で何か一番良かったです。
同時に、
三ッ星は取れず『叶わないこともある、しかし今回はそれ以上に大切なものを得た』というエンディングになるのかな?と想像しました…
結果は如何に!