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アラフォーバレエ留学で見た、10代でバレエ留学した子達の進路

アラフォーで会社を辞めて、東欧のバレエ学校でワガノワメソッドを教科書で学ぶコースに行きました。その期間に10代のプロを目指すコースの生徒さんたちに模擬授業をさせてもらったり、彼らのリハーサルを見学する時間もたくさんあり、日本人の留学生もたくさん見ました。彼らのその後の進路についてインスタなどで追っかけており、かなり興味深いです。プロのダンサーになった子ももちろん多いのですが、果たして留学前に夢見た結果が得られたのか?


バレエ留学する際の選択肢 ー どんなコースがあるのか?

同じバレエ学校でも、いくつかコースの選択肢があります。私が行ったバレエ学校はこんな感じでした

  1. 卒業後にディプロマを得られる1年生から9年生までのプロフェッショナルを目指すコース(座学・卒論あり)

  2. 留学生向けのディプロマ無しのプロフェッショナルを目指すコース(座学・卒論なし)

  3. 卒業後にディプロマを得られる現地語で授業する教師になるためのコース

  4. 卒業後にディプロマを得られる英語で授業する留学生向けの教師になるためのコース(2年間)

  5. 4.の後半1年だけ受けるメソッドが中心のコース(私が行ったのがこれ) 

バレエ学校卒業後の日本人の進路

留学したから海外バレエ団にすんなり入れる、ということはありません。しかし、チャンスは日本にいるより格段上がります。ヨーロッパは地続きなのでバスや飛行機で簡単に色々な国にオーディションに行くことができます。学校でオーディションの情報を得ることも簡単にできると思います。 私が滞在していた時は、上記の1と2両方に日本人が何人かずつ学んでいました。彼らの進路はさまざま。

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