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縁の下の力持ち 創作

私は、今年で13歳になる中学生だ。今は超が付くほどの田舎の小学校に通っている。

そんな私の毎日の楽しみは、家の縁側ですずみ、じっくりと時が進むのを待つことだ。

風鈴がちりん、ちりんと鳴くと、私の内側から風が吹き出るような、そんな感覚に陥る。すがすがしかった。周りにはだれもおらず、日がさんさんと照りながらも、気候が穏やかであったためにそこまで暑くない。

こんな日が一生つづいてほしいな

そう思えるほど、その時間は快適であった。こんなことを思っていると、がぜん気持ちがあがってくる。

なにか周りにないのかな

子供の好奇心のままにあたりを見てみると、縁側の下に無数のアリさんがいた。

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