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ノンキャリ外交官ヒロじいの面白スペイン語勉強法①アホとバカ
スペイン語には日本語によく似た発音の言葉がたくさんあります。例えば、アホとバカはそのままいっても通じますが、意味が違います。アホは ajo、バカは vaca と書きます。ajo はニンニク garlic で、vaca は雌牛です。スペイン語の va は 日本語のバと同じなのです。 スペイン語ではなんとあの難しいvの発音は全てbの発音でいいのです。アホとバカ、日本人だったら一瞬で覚えられそうなスペイン語、でもちょっと危ないスペイン語をいくつか書き出してみました。
① 一番注意しないといけないのは、容易にスペイン人にダメダメと言わないこと!Dame! Dame! はスペイン語でもっともっと Geve me! Give me! の意味です。キスされそうになった時や、ハグされそうな時にダメダメと言ったら反対の結果になっても責任持てません。スペインへ留学を考えておられる方、特に女性はb十分ご注意を!
②「あのー、あのー」というのが口癖の人はスペインで要注意です。アーニョ año は「年」ですが、アノ ano は禁物です。何歳ですか? ¿Cuántos años tienes? (クアントス アーニョス ティエネス)と尋ねるつもりで間違って変な誤解を生まないように!複数形のアーニョスをアノスというと、anoは肛門の意味ですのですごい誤解を生んでしまいます。吹き出されること間違いです。
③偉い人に使う「閣下」やデーモン閣下のカッカは、スペイン人には カカ(caca うんち)と聴こえるのです。英語の poop, pooh, excrement のことです。ですからスペインや中南米から来日された大統領や大臣に「閣下」と呼びかけるのは禁物なのです。
④ 加賀さんというお友達がおられればスペイン旅行に行かれる時は要注意です。スペイン語でカガ caga は「ウンチしなさい」という命令形なので困ったものです。パスポートを見てホテルの受付でクスクス笑われるかもしれません。加賀美さんという方もおられましたが、スペインでは自己紹介もできません。なぜかというとスペイン人には ¡Cagame! と聞こえます。メ me は「私に」の意味ですので「私にウンチしなさい」という命令形の意味になってしまいます。
⑤ 食べるな taberna (タベルナ)は居酒屋、タパスを揃えたバーのことです。マグロ magro は魚ではなく赤身のお肉 loin のことです。さらにトロ toro は「雄牛」で魚ではありません。混乱してしまいますね。
⑤ゴマ、ゴマ:アルゴマス ¿Algo más? は「他に何かいりますか」という意味ですが、中南米では語頭の a をほとんど発音しないのでゴマ、ゴマとなるのです。「ごま、胡麻!」と聴こえました。
⑥オシッコ:hacer hocico とは「ふくれっ面をする」という意味。オシコ hocico は馬など動物の鼻面のこと!牧場で馬の「おしっこ」を触れ、撫でろといわれびっくりしました
ヒロじいは、これまでに中学、高校、大学と英語で散々苦労された経験から、自分は語学に向いてない、外国人に話しかけるなんてとんでもないと思っている人にこそ、語学を学ぶ楽しさを実感してもらい、できればやり直し英語や新たに心機一転スペイン語の勉強に取り組んでもらえたらと希望しています。
スペイン語って面白そうと思ったら、すぐにでも勉強できるYouTube教材がたくさんあります。ヒロじいは、これからもこれくらいだったら自分にも「やれそうかな」と思ってくださるみなさんを応援します!
冒頭の写真は『ひとり歩きの会話集④スペイン語』(JTBパブリッシング)の表紙です。
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