きっと憧れなんだろう(許豊凡くんブログを読んで)
INIのファンクラブに入った,許くんのブログを読みたいと思ったから
読んで,もう一度読んで,さらにもう一度読んで,思わずパソコンを開いた.
前2本よりさらに,自語り書きなぐりノートになりそう
手話育ちで日本語が上手ではなくて,今は調べながら書いてないので少し文章が変かも
有料の内容にどこまで触れていいか分からないので,引用などをせずにぼかしてるけど,駄目だったら教えてほしいです.
普通,という枠
コミュニティによってはマジョリティになったりマイノリティになったりすることもあるけど,ここでは,「普段生きている社会」という範囲を想定
(ろう者が集う居酒屋やカフェ,新宿二丁目,そんな場所では,自分はマジョリティになる)
マイノリティ側に属している部分があるので,枠って思ったより小さくて,自分が「普通」という枠の外にいるということを,節々で感じさせられる.
だけど許くんが今回書いてくれたことについては,思いもよらなかった.
なんで気付かなかった?と今となっては思うけど,1こ目のノートでは他メンバーさんを苗字+さん付けにしている中,「フェンファンさん」と書いている(自分が嫌なので書き換えた.)
2こ目のノートでは「許さん」なんだけど.
なんか呼びやすかったんでしょうね
,,こういうことなんだなって
Aという領域においてマジョリティであり,Bという領域においてマイノリティだとしても,
Aという領域におけるマイノリティのことを理解している,ということはない 何なら,自分のように,目を向けたことすらない場合も往々にしてある
何かしらの領域においてマイノリティであることは,他の領域におけるマイノリティに目を向けるきっかけになる「可能性もある」程度.
自分は,社会で「障害」と呼ばれるマイノリティだけど,自分ばっかり苦労しているとか思ってしまったときもある.どこにも悪気はない状況でもたくさん傷ついてきたし,それと同時に傷つけてきたと思う.
自分は差別されている!ということばかり主張して,自分も無意識のうちに他の領域におけるマイノリティを傷つけている,という可能性に考えが至らない人もいる
マイノリティって,卑屈になりかねないよなと思ったりもする.
だけど彼はどうだ
自分はマイノリティであり,相手に悪意が無くても自分の中にモヤモヤが残る出来事があった…,「稀」と書いてはいても,心にたくさんたくさんモヤモヤが積み重なっているんじゃないかな
でも卑屈になったり,相手を責めたりしない.自分がマジョリティ側にいる領域にも思いを馳せるし,悪気のない相手の無理解な言動に対しても,一段階上にいるというか.
どうしたらこんな人になれるんだろうか?憧れなのか,羨ましさか,尊敬か.きっと憧れなんだろう.こんな浅い言葉では表せないけど,つくづく聡い人である
モヤモヤを飲み込んで言う「仕方ない」
「仕方ない」は自分の口癖だ.
でも,それでは誰も何も変わらないし,自身はもっと卑屈になって視野の狭い嫌な奴になり,自らフラットな世界を遠ざけてしまうかもしれない
実際,彼の言葉によって,見つめてこなかった領域のマイノリティについて考える時間が生まれた.「仕方ない」で済ませてはいけないとも思った.一段階目として,「知っている」の状態であれば,悪気なく他人を傷つける可能性を下げることができると思っている.
うまくまとまらなかったし,日本語が使いこなせなくてもどかしい.
反省と改善.勉強,そして少しずつ視野を広げていかなければいけない
許豊凡くん,このブログを書いてくれてありがとうございます.
THE FRAME楽しみ!
余談
中国語って,日本語における「は」「が」みたいな言葉がないんだって.
自分が生まれたときから使っている手話も同じ感じで,日本語については耳から入ってくる言語情報がないのもあってずっと苦手.(小さいときは,多少の聴覚活用と口の動きを一緒に見て推測しながら,よく声だけで話した.けど,日本語が今も少し変なんだって)
本をもっとたくさん読んで,勉強もたくさん必要だ.頑張ろう