心の中の笑顔〜ペットロス
大切に家族として一緒に過ごした日々
愛情が深ければ深いほど
逃れられないペットロス
(虹の橋で逢おうね)
記事を紹介していただきました
とても深く読み込んでくれた
ちゃこままさん
ありがとうございます🌷
一文一文気持ちを読み込んでいただき
流れるような文章の綴り方が
胸を打ち涙なくして読めませんでした
ここnoteで出逢えたことの奇跡が
またひとつ大きな勇気となり
ペットロスで苦しんでいる人に
ほんの少しの光を届けることができたらと
思います
ここにはまだ書けなかった詳細
自分の気持ちの整理のために
書いてみたいと思う
ラブラドール(ポコちゃん)の闘病中
父親も大手術で入院中だった
毎日、ポコに
「生きてて待っててね」
と伝え、父親の病院に面会に行く日々
3ヶ月間、加齢のために
呼吸がゼーゼーしてるポコ
(あ……ポコがかなり苦しそう)
その日は面会に行かず
かかりつけ動物病院へ行き、説明すると
モルヒネを出された
帰り道、肉を買い込み茹でて
(食べるかな?)
一瞬、躊躇したポコだったが
匂いを嗅ぎ、食べてくれた
全てを納得した上で
その肉のひとつにモルヒネを包み食べさせた
呼吸が荒く座ったまま、伏せられず
私は撫でてあげることしかできない
その日の夜だった
やっと伏せられたと思ったら
呼吸が止まり、鼓動が
(トクン……ト……ク……………ト…………)
消えた
「ポコありがとう、やっと楽になれたね」
号泣しながら言葉にならない言葉
次の日、お骨にするため
夫と2人で車にポコを乗せ
葬儀場へ電話をして予約をする
そこへ父親の急変の電話
ポコの遺体を乗せたまま病院へ向かう
病院へ着いた頃は父親の意識が戻っていた
安全運転で行けたのも
父親が生きててくれたのも
ポコのおかげとしか思えなかった
最後まで守ってくれたポコ
ポコがいなくなった家
苦しくて痛くて
でもまだゴールデン(ペコちゃん)
がいてくれる
ゆっくりペコと過ごすうちに
なんとか自分を取り戻し
「ポコより長生きしてね」
と言い聞かせる
本当にその通りになったある日
ペコに煮干しをあげたところ
口から出血
よく見てみると
歯茎に素人でもガンとわかる不気味な腫瘍
動物病院で
口腔内メラノーマ(悪性黒色腫)の診断
手術をする場合
県外の病院、顎を切り取ること、予後不良
全身麻酔で死亡するリスク大
すでに13歳5ヶ月
手術はできない
命のカウントダウンが始まった
口の腫瘍からは、絶え間なく
血と膿が出続け
部屋中にペットシーツを敷き詰める
なんとも言えない臭いで充満する
ガンと診断されて3ヶ月がたった
食べれない、飲めなくなって7日
安楽死を考えてもいいかもしれません
と言われる
決断できぬまま
朝、起きると
ペコが首だけあげて
キラキラしたおめめでこっちを見て
(おはよーぼく、まだがんばれるよ!)
そう言った気がした
私も安楽死はしない!と決断
ずっとそばにいるからね
ガンが全身に回ったのだろう
血便から鮮血へ変わった
全身、激痛だったはず
なのに一切声を出さなかった
その5日後に旅立った
それから半年間、私は記憶がない
だれでも喜怒哀楽があるように
凄まじい悲しみに自分を見失った
慰め、励ましの言葉も雑音に聞こえる
涙が枯れるまで泣いて泣いて
無理に立ちあがろうとせず
自分とじっくり向き合い
あの子たちがここにいた意味
あの子たちが残してくれたもの
今を生きること
今は今しかない
その瞬間を素直に生きること
そう思えた時
やっと這い上がる一歩を踏み出せた
大切なことを教えてくれた大型犬2匹
永遠に心の中で生き続けてるポコ、ペコ
見習って私も生きていくね