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大型犬の病院はドタバタ


うなだれる


この表現がぴったりなくらい
ラブは病院が大嫌いだった

まず、病院が近くなると車の中で吠え
落ち着かなくなる

車からはすぐ降りるものの
病院ドアの前でUターン

何度か繰り返しやっと待合室
椅子に座った私と壁の間に
大きい身体をねじ込ませ伏せる

診察室に呼ばれる
引っ張ろうが、おやつで呼ぼうが
ビクともせず、先生が出てきて
抱っこして診察室へ

診察室の台に乗せられると
尻尾を足の間に巻き込み
頭は診察台まで下げうなだれる

可哀想なんだけど
36キロの大きな身体で小さな子供のようで
ちょっと笑っちゃう🤭



ゴルは天真爛漫

玄関ドアはスムーズに入ってくれる

でも診察室前でやっぱりUターン
これはラブを見て覚えたと思われる

診察台では
尻尾ブンブンふりながら
看護師さんに抱きつき嬉しそうなんだけど
実は小刻みに震えている38キロ

1度、頭のてっぺんから血と膿がでて
薬を塗るためバリカンで剃られた

アルシンドのゴールデン

もちろん可哀想なんだけど
さすがに大笑いしてしまった🤣



待合室にいるのは
おとなしい小型犬を抱っこして
きれいな服を着た飼い主さん達


こっちはジャージ一択
ちょっと羨ましさを感じながら
大型犬の魅力に取り憑かれた私は

「騒がしくてすみません!」

と言いながら病院を後にした

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