[実録] 自己破産 〜自己破産編〜
自己破産は国が認めた救済措置です。自己破産自体は犯罪ではありません。例外もありますが…
生活の制限は多少ありますが、お金に苦労して命を無駄にしない事や精神疾患等を避けて貰えるように1つの案として読んでいただけると幸いです。
10ヶ月目にして弁護士事務所へ相談に行きました。
はじめに
法人と個人の訴訟も終わり判決通知も届き生活状況も変えるために弁護士事務所へ電話し面談の予約を取りました。電話で事情を簡単に説明し日時を決定させた後に法テラスが利用できるか質問に答えたところ利用できない可能性が高いと伝えられ相談時に利用料が必要かもしれないと伝えられました。
弁護士事務所へ
初回弁護士事務所へ相談
現在の状況を説明なぜこのような状態になったのか、相手方との現状報告(資料があれば持っていく)、債務整理なのか自己破産なのか、私は法人もあったため法人と個人でかかる費用の予想金額(裁判所へ支払う金額、弁護士費用、官報等)の説明され実行するのであれば次回の日程を決め次回に持って行く物を伝えられます。次回の持ち物は個人の印鑑、身分証明証、確定申告書、法人の実印と横版、定款、決算書、営業許可証、督促状全て、訴状、法人と個人の通帳など弁護士さんに言われた物を持参します。財産内容は嘘なく伝えましょう。法テラスですが法人は使用できませんが法人の連帯保証人で個人も訴えられていましたので個人扱いで法テラスは使用可能でした。気になる裁判所に支払う金額と弁護士費用は私が法人と個人で150万円〜200万円と言われ今回の内容であれば最高でも200万円あれば足りると伝えられました。初回相談から家計簿を付けます。
2回目弁護士事務所へ
初回相談時に言われた持ち物を持参し契約書、依頼書などにサインします。裁判所費用と弁護士費用は170万円でした。費用の振込先は契約時に貰え期日までに振込みとなります。個人の弁護士費用は法テラスから資金を借りることができ借りた場合は月々決められた金額を返済して行く事となります。返済金額を増やすことや一括返済も可能です。次回の予定も決めます。初回で提出以外に足りない物も伝えられます。3回目以降は長い面談は無く提出物を届け、電話やメールでのやり取りが多いです。
入金後1ヶ月程度で督促状と督促の電話が止まります。
初の管財人弁護士とのやり取り
1ヶ月半程度で管財人の弁護士との面談があります。管財人の弁護士事務所へ行き面談内容は自分の依頼した弁護士の初回相談時と同じなぜ破産状態になったのか、財産など質問されます。厳しい質問はありません。正直に答えれば問題はありません。嘘無く正直に伝えましょう。私は家計簿を継続し毎月の1週目に提出していました。管財人弁護士が付くと郵便物は管財人弁護士事務所へ転送されます。管財人弁護士事務所から郵便物の連絡があるたび取りに行きました。
破産手続きを開始すると裁判所から決定通知書が作成される。
債権者集会
初回
5ヶ月目に初の債権者集会がありました。会議室に裁判官と秘書の所に椅子と長テーブル、家財人の弁護士の所にも椅子と長テーブル、こちら側の席にも椅子と長テーブル、15席程度傍聴席が設けられています。裁判官はクールビズで崩れた姿勢で座っており、傍聴席には信用保証協会の人1人。管財人の弁護士が自己破産の事情を説明し財産等も裁判官や全体に報告し法人は倒産し終了となりましたが、個人は自宅が競売中のため3ヶ月後にもう1度債権者集会が行われる事となりました。私は個人から借りていませんでしたので傍聴席には知ってる人はおらず、金融業者も来る訳がありませんので何もありませんでした。個人に借りている場合は傍聴席に座っているらしく1人1人に謝罪をするようです。
債権者集会が終わり6ヶ月目になると郵便物が管財人弁護士事務所へ転送されなくなり自宅へ届くようになりました。管財人弁護士へ確認を取ると時期が来たから転送は終了したとのこと1回目の債権者集会が終了したからなのか半年立つと自然と終了となるのかは私には不明です。
2回目
初回の債権者集会で自宅が残っていたため期間が延長され予定通り初回の債権者集会から3ヶ月後に2回目の債権者集会が行われた。同じ部屋で環境も変わらず、人も変わらず。季節が変わり冬であったため裁判官の服装もスーツにネクタイとなっていた。
内容は自宅が売却され引越しも済んでいると言うことで最後に裁判官と私で簡単なやり取りを行い同じ様なことにならない様にと助言を頂き終了。
その場で免責許可の決定通知書が弁護士へ渡され後日に弁護士事務所にとりに行く。
弁護士へ依頼から8ヶ月で自己破産終了となる。
感じたこと、 行なったこと、 注意点、 独り言
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