[実録] 自己破産 〜督促編〜
法人設立から自己破産まで自ら経験した実録を記事です。借金の総額、倒産と督促を記載致します。事業に失敗し廃業後に借入返済ができず督促状や督促の電話までを記載します。後の方に記載しますが自己破産するにもお金が必要だということを頭の中に置いておいて下さい。借金により精神的に病んだり、命を落とすことのないように致しましょう。弁護士などへ相談すると解決することもあります。借金の経緯もあるかと思いますが、反省し今後の生活等、現在では無く将来のことも考えどうするか選択して下さい。
はじめに
私は開業し少しずつではあったが売上は右肩上がりとなってきていたが、色々あり平行線から右肩下がりとなり人件費やその他の支払いを支払うのも厳しくなり事業は廃業としました。その後は1人で行なっていたが融資の返済と社会保障費の負担が重たくギリギリで行なっていたが、年が変わり税金時期になると手に負えなくなり税金と社会保険以外の支払いが出来なくなり支払いの滞納が始まりました。
借金総額
法人と個人の負債です。借金の返済困難となったのは20XX年5月のことでした。初めは何とかして返済していましたが、そのうち借金を返済するのが苦しくなり、返済額の変更を依頼し受け入れられた場所と受け入れられなかったところがありました。債権場所によっては債権者側の意見のみというところもありました。お金を返すために借金をするという自転車操業となり多重債務状態でした。もう返済に限界と思ったのは法人税、源泉所得税、固定資産税、自動車税が来たことにより支払えない、詰んだと思いました。借金総額は9,579,176円(会社のために使用した金額)、住宅ローンが38,860,442円
法人の残高総額
法人融資残高が5,375,823円、借入は2社
返済は1社が月々10万円、もう1社が月々15万円
個人の残高総額
会社を運営するために個人の負債は4,203,353円、借入は5社
個人の残高総額にはクレジットカードの未払いも含む。返済は月に20万〜25万円程度
プラス住宅ローンが月々12万円
支払えないと思って何をした?
ネット検索
まず初めにネット検索とYouTubeで多重債務、借金返せないなどと検索しました。色々な記事を読み私は債務整理は現実的ではなく、自己破産しか選択肢がないと感じました。支払いにより資産はなく、残したい物もないため迷うことはありませんでした。色々な記事の中に特定の場所のみ返済してはいけない、家、価値のある車は残せないなど残せるものと残せないものを調べ該当するものは家のみでした。
弁護士へ相談
滞納時期(督促電話・督促状)
滞納1ヶ月目
元々ギリギリで行なっていた支払いが滞納すると勿論支払いができる訳もなく、各金融機関の5営業日程度で督促の電話が来ます。その後7日後に督促状が届きます。色々考えましたが、返済できる訳もなくネットで債務整理や自己破産を検索し、私の事業は事務所とパソコンがあれば良い程度だったため法人や個人の財産は無いため自己破産を考えました。自己破産には借入に対し一ヶ所だけや決めたところだけに返済することは禁止とのことで借入は全ての機関で返済致しませんでした。督促通知は約2週に1回(月2回)届き3ヶ月目なると下記のように変わります。
滞納3ヶ月目〜 起こること
滞納3ヶ月目の法人融資・個人の借り入れ
支払いを滞納し3ヶ月目になると消費者金融は督促状の封筒の色が変化したり、用紙の色が変化したりします。もう1つは3ヶ月目の1回目の通知は一括請求通知となり、2回目の通知は訴訟予告通知となります。法人の未払いは金融機関から代位弁済の請求があり信用保証協会に債務が異動となりました。
クレジットカードはどうなる?
クレジットカードの支払い滞納は3ヶ月目に権利消滅となり使用不能となりました。
4ヶ月目
4ヶ月目となると訴訟が始まり裁判所から訴状が届きます。
5ヶ月目、6ヶ月目
各債権場所から催告書が届きます。催告書は全額返済を求めてきます。催告書の早い遅いは各社で基準があるのかも知れません。※催告書は最終通告です。訴訟されると少しずつ電話での督促が減ってきます。理由は分かりませんが訴訟されたことを各社が知った段階で電話が中断となるのかは不明です。
7ヶ月目
法人で融資を受けていた企業から訴訟され裁判待ちまで督促の電話は減り、裁判2週間前は督促の電話はなくなり督促状も届きませんでした。裁判が終了し裁判終了後2週間程度で督促の電話が再開と督促状の再開が始まりました。裁判の日の前後2週間程度は督促状も届かず督促の電話も鳴らなかったことは、たまたまそのタイミングでそうなったのか、訴訟されていることがわかりそうなったのかは私にはわかりません。法人の訴訟が終了した後に他社で個人が借入した滞納分の訴状が届きました。法人と法人の連帯保証人で訴訟されたのと個人の訴訟は別物となります。たぶん… 申し訳ありませんが詳しくはわかりません。
8ヶ月目
一時期止まっていた督促状と電話が再開される。なぜ一時止まっていたのかはわかりません。督促の電話再開されましたが滞納した1ヶ月目〜5ヶ月目よりは少ないこととコール時間が短かったです。回数にすると1週間で2〜3回程度でした。督促状は月2回で続きます。個人の滞納に対する訴訟も終わり月末には判決結果も裁判所から通知が届きました。
9ヶ月目
9ヶ月目は督促状は変わらず月2回。督促の電話は一気に減り1週間に1回あるか無いかとなりました。
10ヶ月目
9ヶ月目終わりくらいから某クレジット会社からの電話では無く弁護士事務所の郵便物と電話が来るようになりました。電話のコールが3回〜5回程度で1日に2回から3回かかってきました。他の債権回収業者からの電話はほとんどかかってこなくなりました。もう一つは法人の方で訴訟されていたところから執行決定通知書が届きました。内容は◯月◯日までに支払わないと◯月◯日以降に債権執行の申し立てをすることが決定したことを通知するとのことでした。執行対象物の例も記載されており不動産、売掛金、預貯金、給料、役員報酬等とありましたが私にはどれも当てはまらなく、自宅へ強制執行されても最初に返済のためお金になるような物は無くなっているので何もありませんでした。
まとめ
電話や督促状に対応したところで月が経つごとに支払いがキツくなるだけで、電話で債権者から払って下さいと言われても払えない訳であって対応しても、しなくても変わらず。
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