マホウツカイ 旅立つ
私の母が88歳の生涯を閉じました。
今までに3回の心臓の手術を受けながら、ここまで
よく頑張ってくれました。
意識が無くなったと病院から知らせを受けてから毎日会いに行き、4日目に行った時には息を引き取った後でした。
まだ温もりが残っている体をさすり、
お疲れ様。ありがとう。と声をかけました。
ろうそくの灯が消えるような静かな、穏やかな旅立ちでした。
なぜ母がマホウツカイなのかは、
過去記事 「長靴晴れたら」
親族に思い出の写真を見せようとアルバムを探したら、私が幼き日の写真は本当のセピア色。
あの日あの場所に、今の私より若い母がいたんだ…
と手が止まり、涙が出てきました。
優しくて汗かきのマホウツカイ、これからは
ずっと近くにいてね。
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