9/9今週のballetお稽古日記
ウィンナワルツは一旦おしまい(復習はする)、新しい曲は、トルコ行進曲と何か有名な曲(思い出せない…!)とのマッシュアップで、たぶん20年近く前に流行ったマクシム・ムルヴィツァの演奏曲のようにドラマチックで華やかでかっこいい曲です。黒い衣装で、バレエには珍しくチェアを使う振付なんだって。
元々習っていた先生の教え方はすごくわかりやすくて、陽気で楽しくて、褒めて伸ばすし、飴と鞭が巧くて、私は先生の掌で踊りまくり(ダンスだけに)なんだけど、春以降バレエの担当になった先生も、凄い。
ジャズも踊るし素敵だけど、元々ゴリゴリにバレエをやっていただけあって、こまかい。動きを直すだけでなく、意識も、根気強く繰り返し伝えてくれる。
たとえば、
上半身のスクエアをくずさないこと。
前後へのカンブレは、腰から動かない、おしりを出したり引いたりしない。
私は指先がまるまる癖があるのだけど、ずっと言われているのに、曲が変わると、動きが変わると、タイミングが変わると、すぐに元に戻ってしまう。
あと、例えばアチチュードで、腕をアンオーとアラセゴンに開くとき、アンオーの腕はちゃんとするけど、アラセゴンがいなくなったり、体の後ろに流れたり、肘が下がったりする。要は意識から片方の腕のことがなくなる。
普段言われないけど、最近課題にしているのは、エシャペ。
エシャペで足を開いて立った瞬間、つま先が6番になっている。開いたままいかないと。でもそうすると安定しない。
これは、私がバレエシューズのくせにすごく欲張って、指先の先で立っていることに気づいた。ルルヴェでいいのよ、と。勿論そのルルヴェはなるべく高くしておきたいところだけど。
あと地味によく出てくるけど苦手意識があって、ああやりたくなああい、って思うのはアントラッセ。後ろ脚の膝が曲がってしまう。
週末こそ、低くでもいいから膝曲げない。
新しい曲は前述の通り、かっこいい曲なので、足捌きを頑張らないといけない。まださわりしかやっていないけど、私含め、みんなウィンナワルツのときとは打って変わって生き生きしているのが面白い。
花のワルツより、カルメン。
レクイエムより、ドン・キ。
そんな人たちが集まっています。
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