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8/26今週のballetお稽古日記

引き続きウィンナワルツ。
来週で曲の最後まで行きそう。
今回のテーマは、指。手。
正直、バレエ始める前は、指先やアームスがこんなに難しいとは思っていなかった。
脚が高く上がらない分、柔軟性に欠ける分、頑張れる部分だと思っていた。
とーんでもない。
幾分ましになったとはいえ、

・肘が下がる
・肘が内側に入る
・指先が丸まる
・手首が折れる
・小指が抜ける
・親指が出てくる
・人差し指はぴんとさせすぎ
・肩が上がる
・背中、肩甲骨から動かせていない

と、バーレッスンで普通に腕を伸ばしていることすら満足にできていない。
「振りはみんな覚えられるんだから、覚えてるんだから、そういう細かいところ気をつけて“バレエ”にしていこ!」と先生。

でも、この日は、前からいる女の子に「りこちゃんは覚えるの早いから」と言われて嬉しかった。
ジャズもそうだけど、運動経験もダンスの経験もない私は、端的に言って
【人前で成果を見せること(そして失敗すること】の経験がない。
運動部の人が試合で負ける、みたいな。
そして【初見でお手本通りに自分もやる】という経験もない。すぐ見て覚えてすぐやること、って、私にとってはものすごく大変なことなのだ。

でもここ数年で少しは慣れて、集中力の使い方がわかってきた気がする。
80分いち度も気を抜かず集中していることなんて無理に決まっているんだから、ここぞというときにグワっと集中するみたいなやり方。
上手な人にも、見惚れてすごいなって思っているだけでなく、何がどうすごいのか、観察のコツも少しだけわかってきた。
「〇〇のときに××を△△させているから□□く見える」とか、分解して、とにかく漠然とじゃなくよく見る。

たまに、未だに。
バレエ習っています、と言うと、「今から習ってどうするのか、どうしたいのか」みたいなことを言われたりする。大意は、生産的ではないよね、というようなこと。
もっとひどい場合には、「オバサンの少女趣味、コスプレ願望」とか、「叶えられなかった夢への固執、いいカモよね」なんてものも。
確かに、こぶとりで体は固く、40歳だけど、楽しみたいし、上手になりたい。
上手になればもっと楽しい。
だから生産的でなくても、頑張りたいな。

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