傭兵のメモ帳_アヴェルヌス第2回レポ

DM ヤマタイカさん
PL motoさん、NAOYAさん、ジンガイさん
(普段はDemiさんもいらっしゃいますが、今回はおやすみ)
『地獄の戦場アヴェルヌス』の2回目です。
レポート形式+ディレクのメモのフレーバーを載せている感じです。
小説ではない。
情報量多すぎてね……。書けんかった(白目)


前回の続き

 死せる三者のカルティストどもを殲滅せよという任務を受けて、彼らの情報を探っているタリナを訪ねた一行。
 そこへ海賊たちがやってきて、乱闘に発展する。原因はタリナ。昔この海賊から財宝を騙し取ったらしい。
 ディレク「情報とったあとなら見捨ててた」呆れ顔。

 店内の備品を壊されて激昂した店主が、用心棒二人に命じて戦闘が優位になっていたが、ガッシャンが敵の懐を弄って何かを取り出す。
 それをスクーナに見せると二人とも戦闘をやめて下がってしまった。
ディア「なんで戦わないのさ」
スクーナ「死体から罰金を回収したからね」
 なるほど、『罰金』制であると。生死問わずの。

クレリックってのは、敵に回すと厄介だ。普段はあんなに無害な顔してんのにな。戦闘で助かっている分、かえっていちだんとそう思うよ。
しかし、厄介だからと海賊にダガーを投げつけられても精神集中を切らさなかったんだから彼女は存外タフらしい。

ディレクのメモ帳より

 ヒーラーってやっぱり狙われるんだな……としみじみ。
 目の前で接敵してるドラゴンボーンファイターがいるというのにクレリックを狙っていきやがりましたからね…!
 ダガーをかすめてもブレスの精神集中切らさなかったシシリアかっこよかった……。

強いと依頼が舞い込んでくる

 海賊を全て倒すと、腕が立つと思ってか、やいのやいのと声をかけられる。
 全員、なにかしらの困り事を抱えているようだった。

 サブクエの時間だー!!!
 密偵からの依頼以外は今すぐ!な感じの任務らしいのでこの中からどれを選ぶか決めないといけないみたい。
 こ、これはルート分岐、あるいは今後の進展に影響が起きるやつでは〜〜?全員でワクワクしとりました。
 真っ先に声をかけて(依頼で)きたのはタリナなんだけれど、ディレクはタリナから言われた瞬間に「自分でなんとかしろ」ととりつく島なしムーブをさせていただきました…w他のメンバーも同意見なのちょっと面白かったです。

 タリナと店主と行商人は普通に声をかけてきてたんだけど、密偵からの依頼はディアへ『盗賊の符牒』を使った伝言のような依頼。
 ことの諾否は彼女にかかっている……という感じでしたが、冷静なディア姉さん、さらっと仲間に相談して「受けるよ〜」と。タリナの依頼受けないなら、これ受けておくとギルドとの関係も悪くはなくなるだろうしということで。かしこだ…!
 ゾッジのサブクエ(?)からは真っ向から対立するけれど、あちらは絶対的な依頼ではないので。

行商人ゾーイの依頼

 となると、ゾーイの依頼か店主の依頼かになるんだけれど、まずは緊急性の高そうなゾーイの依頼から。
 こっちの依頼で時間を食い過ぎなければ、もうひとつくらいなら受けれるらしい。

 ちなみにキャラ的に受けるとしたら、
 ディレク、ディア→バルターズ・ゲート出身者&街の有権者とは関係持っときたいので店主の依頼
 フリント→ゾーイは行商人。外から流れてきた者という意味では同じ立場だったので親近感、助けてやりたくなっている。
 シシリア→人が消えているときいて放っておけない!

 というわけで、戻ってきても店主の状況がわかってなければ、引き受けさせてもらうよとひと言ことわってゾーイの依頼を受けることに。
 緊急性は、依頼文からもなんとなく伝わったので。
ディア「(消えているのは)客が?」
ゾーイ「いいや。行方不明になってるのはもっぱら貿易商や行商人さ」
ディレク「いつからだ」
ゾーイ「ここ30日ほどのことさ」
 時期的にも、今回の主目標『死せる三者のカルティストどもを殲滅せよ』に関係ありそう。

どう見ても怪しい

行商人ゾーイは乱闘の後に手もみしながら近づいてきた小柄な女だ。
人拐いが出て客足が遠のいちまったらしい。不審な人がいたら追いかけてほしいそうだ。追いかけて、殺せばいいのか、捕まえればいいのかという質問には曖昧な回答だったが、「人拐いがなくなればそれでいいのか」と聞くと笑顔で頷いた。
犯人が結果どうなろうと知ったことではないってとこだな。わかりやすくて結構。やりやすい。

ディレクのメモ帳より

 ゾーイは行商人。同じようにバルターズ・ゲートの外からやってきた貿易商や行商人が集まるバザール(下層地域の市場)で商いをしている女性。
 同じバザールの人間が、前日までは確かにいたのに翌日には忽然といなくなっている模様。最後に見かけたのはバザールの人間たちで、街への出入りを監視している燃える拳団に問い合わせても「外には出てないはずだ」の一点張り。特にここ最近は出入り禁止だしね。

 シシリアが共通点や特徴を聞くとゾーイはう〜〜んと悩んで、苦し紛れに「強いていえば、全員人一倍商売熱心だったわね」と。 では、このバザールで今一番商売熱心なのは誰?と聞くと、バザールの人たちはこぞってゾーイを見て苦笑いした。次のターゲットになってそうですね、ゾーイ。

夕方まで見て回るが不審人物はいなかった。

 人が多ければ活気ある市場なんだろうなというバザール。
 店じまいするゾーイも、そろばんを弾いて「売上少ないわね」と残念そう。
 ゾーイは近くの宿屋に帰るらしい。じゃあきっと、怪しい動きが出るのはこのあとだろう。・・・ということで、ゾーイにはシシリアとフリントについてもらって、ディレクとディアはちょっと離れたところから尾行することに。
 ディレクもディアも荒事慣れしてる顔してるから、敵を釣るにはちょっと不向きなので


 ディレクとディアが後ろから様子を眺めていると、道の角で3人が立ち止まってなにやらわちゃわちゃしている。
 近寄ってみると、なんと3人の先には金銀溢れる宝ばこがでーんと置いてある。

ど〜〜〜見ても怪しい

ゾーイ(DM)「こっこれは・・・!私が責任を持って、ええ、責任を持ってこれを保護・・・いいえ、燃える拳団に献上しないと!ええ、私が、責任を持ってね!」
 DM「目が通貨マークになってます」
 商売熱心というより、これはナルホド守銭奴・・・。きっと過去の被害者も守銭奴・・・。

 ここでフリントひとりが受動知覚判定に成功。
フリント「あの宝箱近づいてきてない?」
ディレク「ただの箱だろ」知覚失敗
フリント「いやいやいや・・・」絶対近づいてるての顔

 気付かれた、ということに気付かれたようで、宝箱が正体を表す。
 ミミック。PL的にはデスヨネ・・・という感じ。
 悲鳴をあげて逃げるゾーイ。
 そして周囲にもわらわらと人影が出てくる。
 赤いハンカチを腰に巻いた男ふたりと、髑髏のフレイルを持った魔術師。
 ゾッジが言っていたカルティストの特徴ピッタリですね。撃破目標みっけ。

 シシリアがミミックとの間に入ってゾーイを庇い、ディアは屋根に登って敵対する。
 赤いハンカチ組は接敵すると「ベハル様!この命を貴方様に捧げます!」と言ってダガーを掲げる。掲げると禍々しく光る・・・。が、ディアのクロスボウに撃ち抜かれて死んでいく。

 なのでディレクは屋根上の魔術師に向かってカパッと口を開けてブレスを吐き出す。 すると、魔術師はなにかを呟いてそのまま戦闘領域から離脱していった。

ミミックのお宝

 最後にミミックも撃破して依頼は達成。
 ことの真相はミミックとそれに釣られた商売人、それから巷を騒がす死せる三者のカルティストが原因とわかった。
 ひとまずこのあたりで活動しているカルティストや、一番の原因のようだったミミックは撃破したので一件落着ということで依頼達成。

 ここで問題だったのはやはりミミックのお宝。
ゾーイが「私が責任を持って預かるわ!」と相変わらずの態度(笑)
ディアが「触ると呪われるよ」と言いくるめ成功してお宝を掻っ払いました。

 ついでに殺したカルティストから赤いハンカチを拝借して宿へ帰ることに。
 時間的に、店主の依頼を受けるのもOKということで次回は店主の依頼を受けるところからスタート予定。

以下、過去分書ききれなかったメモ

ゾッジ「奴らは霧深い中で殺人を犯す」
それから、恐怖を与えることを好む。
特徴的なもの

・ベインが象徴する 右手が真っ黒 籠手や手袋が黒い
 恐怖によって支配しようとするので殺しはしない
・べハル(殺戮の神) 赤いハンカチを身につけている
 被害者に恐怖を与える。それを見た者にも恐怖を与えようとする
・マークール(骨の王) 髑髏のフレイルをよく使っている
 撲殺死体。あまり見つからない。アンデットとして死体を持ち去ることが多い。
 アンデッド化して出てくることがある。普通はありえないのに。
普段は良心的な隣人の顔をしている。

上層地域に立ち入れるのか?
→本官の部下なのでいいよ。と言って紀章を与えてくれる。

有権者(バルダーズゲートの四大公爵)

パトリア(貴族)が権力を握っているが、その中でも特に大きな権力者が四大公爵。
情報は新聞(バルターズボイス)に載っていることがある。ディアは読んでるかもしれない感じ。
“剣にして盾”アルダー・レイヴンガード

緊張状態の続くエルタレルで開催される首脳会談へ出向し、エルタレルの消失とともに行方知れずとなる。
“守銭奴”ベリンヌ・ステルメイン
 今どこにいるのかわからない。
“不動”ディラード・ポーティア
 実業家。議会に呼び寄せられてるらしい。
“舌鋒”サランラ・ヴァンサンパー
 女傑。次の大公爵ではないかと言われている。

Open Game License v 1.0a Copyright 2000, Wizards of the Coast, LLC.
System Reference Document 5.1 Copyright 2016, Wizards of the Coast, Inc.; Authors Mike Mearls, Jeremy Crawford, Chris Perkins, Rodney Thompson, Peter Lee, James Wyatt, Robert J. Schwalb, Bruce R. Cordell, Chris Sims, and Steve Townshend, based on original material by E. Gary Gygax and Dave Arneson.

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