あるモンクの手記より_秘密の工房4
R6.11.23
DM ヤマタイカ様
PL NAOYA様 moto様 ジンガイ様 (順不同)
シナリオ『秘密の工房』のネタバレを含みます
攻略ルートを変えてひと段落したところです。
ひと段落???むしろ本番???
相変わらずペラモンクくんでプレイ。わりとフレーバー重視のぬる作成だったので・・・wでもリビルドOKだよと言われるとちょっと戸惑うくらいにも気に入っています(笑)
いやほんと、当たれば活躍できるし(当たれば)、ペラいからすぐ気絶するし。でもこのピーキーさが完全にクセになっている・・・(笑)モンクって楽しいですね。
探索開始
ベルムとエリール。名前に間違いがなければハーパーのふたり組。
そのふたりの背を見送って、おれたちは再度砦を振り返った。周囲の敵は鎮圧したけれど、まだまだオークはいるはずなのだ。食器の数からして、おそらく20前後。
今倒したの何人だっけ。たぶん10はなかったはず。
まずは狭そうな、正面から向かって右側の通路へ進む。ここはシルワが「仕掛け扉があった」と言っていた場所だ。
シルワの指摘通り、開けると狭い通路が顔を見せた。入ってすぐが曲がり角で先が見えない。とはいえ、すでに中からオークが出てきていたのは知っていたので、さっさと奥へ入り込んで変わったものがないか見回っておく。ここには何もなかった。
それから、左側の仕掛け扉。こちらも入ると狭い通路で、入ってすぐにある曲がり角のさきは登り階段になっている。
狭い通路で動きが制限できて、上から撃ち下ろせる構造。つくづくよくできた城だよここ。
階段を登れば、外でおれたちが狙い撃ちされた矢狭間が見えた。
ちなみに大狼になっているシルワだが、変身を解くかどうかをちょっと悩んでいたみたいだった。まあ通路狭いもんな・・・。
そうは言っても、その先はそれなりに広いことを聞いていたので、そのままの姿でついてくるとになった。ギリギリ通れる。というか、体格も骨格も立派な大狼だけれど、なんというか・・・通れるとは思わなかったんだけど・・・結構毛がさらに大きく見せていたらしいというか・・・も、モフモフが・・・。
隠し扉のさき
そっと回廊を覗き込みながら進む。
なにせこっちは通路が長いし、オークが助けを呼びに出て行ったのを見かけているのだ。
ひとまずここにはオークの気配はないが、念の為にさらに奥の角の先までは身軽なおれがそっと近寄って覗き込んでみることにする。
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が、こっちへ逃げたはずのオークがいないのに行き止まりってものおかしな話だよね。
というわけで、よくよく壁を観察してみたら、案の定というか。仕掛け扉になっていた。
シルワが「すっごく壁だった」と言っていた理由がやっとわかってきたよ・・・。
壁の向こうからは気配がいくつかあるので、こりゃ戦闘になりそうだとエルマーたちを呼び寄せておく。
仕掛け扉を開けると細い下階段で、そのさきは重そうな扉になっている。狭いからひとりずつしか通れない。でもまあ、いくしかあるまい。
攻撃を受けても硬いエルマーとジャハナに先導してもらい、中に一気に入っていく。
が、ここで狭さがまたオーガに対して有利に働く。
外へ出るにもちょっと動きづらいのだ。大狼のシルワの出るのにちょっと苦労していた。
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ちなみにま〜た、気絶した。ほんとごめん。
オークがグレートソードを振りかぶったのは覚えてる。こんなひ弱そう半分エルフにグレートソードでぶん殴るの、ひどくない?
・・・ま、冗談はさておき。さすがに迷惑かけるし、もうちょっと体力つける努力しようかな・・・。
目が覚めたら戦闘が終わっていて、グッドベリーを食べれるだけ食べて気合いでなんとか体力を回復させた。
休憩中に、シルワが外でドワーフを見たのは多分この先だ、と扉を指差す。
休憩後にそれを見てみることにした。ベルムの言っていた、カンドルーカー砦?の話もちょっとは気になるし。
周囲を探索
休憩を終えて、再度周囲を探索することになった。
ひとまず休憩中に襲撃を受けることもなかったので、あまり近くにはオーガはいないのかもしれない。
まずはドワーフの像から。
シルワが扉を開けて外へ出る。ここにドワーフがね〜と踏み出した瞬間、カチッと音がした。
なんの音だ、と思っているうちに、扉の向こうで毒々しい霧が噴射されて横切る。シルワが消えた。
あっぶな〜〜〜!とケロッとして立ち上がったシルワだったが、こっちは心臓がキュッとしてた。掴まれたみたいに。
どうやら罠があったらしい。
ドワーフの像から分かることは何もなかったので、ひとまず周囲を探索する。近くの部屋には何者かの気配と、獣の唸る声、それからオーク語が聞こえる。
オーク語が分かるジャハナに聞き取ってもらったところ、「手下どもが餌を持ってくるはず。30分ほどで見に行くか」と言っているらしかった。
逆をいうと、ここからは30分は出てこないということだ。
ついで奥の扉に移動する。
こっちもジャハナに聞いて貰えば、中からは能天気な会話が繰り広げられていたらしい。ならばと手前の扉の獣から対峙することになった。
スラッグとイスドレイル
30分経ったら出てくる、とわかっている手前の扉の影に息をひそめた。予定通り、誰かが出てきたが、まるで散歩のように獣も連れているようだった。ウワ面倒。
先に出てきたらしい獣──大狼は、どうやらおれたちの気配に気づいたようで、唸り声を上げて吠え始める。
でもって、その異常に奥にいるオーガはすぐ気がついたようだった。というか、もうすっごい、大狼とオーガが以心伝心してこっちに気づかれた。
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というわけで戦闘開始。
敵はイスドレイルと、スラッグという名の大狼。イスドレイルといえば、指名手配されていた敵のうちのひとりだ。
最初は通路を塞いで出てこれないようにする作戦をとったんだけど、イスドレイルが大狼に飛び乗った。大狼はそれに気をよくしたようによく動くので攻撃が当たる当たる・・・。正直面倒だった。
気を使って奥の広い部屋に押し込み、その隙にシルワがライオンになって大きく跳躍する。反対側に降り立つと大狼に噛みついた。
死にやすいからとエルマーがおれに加護をかけてくれたので気兼ねなく前へいける。ほんとうにありがと・・・。
気合いで大狼を伏せ状態にしてイスドレイルを振り落とさせたりなどして、なんとか二人を分断する。
大狼をさっさと倒すと、今回の標的のイスドレイルだ。
これも気でねじ伏せると、すかさずジャハナがこれにつかみかかって組み伏せた。おかげで比較的ラクに倒せたと思う。
全員怪我はあったものの、なんとか難所は切り抜けたと思う。
とはいえ、まだまだ敵はいるだろうしね。休憩したら、次のエリアだ。
Open Game License v 1.0a Copyright 2000, Wizards of the Coast, LLC.
System Reference Document 5.1 Copyright 2016, Wizards of the Coast, Inc.; Authors Mike Mearls, Jeremy Crawford, Chris Perkins, Rodney Thompson, Peter Lee, James Wyatt, Robert J. Schwalb, Bruce R. Cordell, Chris Sims, and Steve Townshend, based on original material by E. Gary Gygax and Dave Arneson.