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ニノミヤユイLIVE TOUR~本壊~ 神奈川公演に参加した話
10月のQOPに続き、11月はニノミヤユイさんのライブに参加してきた。コイツ毎月ライブ遠征してるな…
前書き
ニノミヤユイさんは「二ノ宮ゆい」名義で声優活動を行っている。
デビューは2018年のアイカツフレンズ。まだデビューから5年、当時は現役高校生か…若いなぁ…
私自身はアイカツおじさんではないため、二ノ宮さんを本格的に知ったのはアーティスト活動を始めたあたり。
具体的には渕上舞さんの予測不能Daysリリースのちょっと前(2020年初頭)。
舞さんの新譜の店舗特典を調べるのにLantisのサイトを見ていて「ニノミヤユイ」という名前を見かけたのが全ての始まりだ。最初ナナヲアカリと混同してしまったのを覚えてる。
その時は「ホリプロ所属でアイカツ声優?エリート街道まっしぐらやね」とやっかみ含めて思ったのを今でも思い出す。
ところがどっこい、試聴用楽曲を聴いてみたら好みな楽曲が多数。なるほど陰キャのカリスマ…ランティスレーベルという事もありクリエイター陣も有名な人が多く関わっていた。
「もしこれで二ノ宮ゆいさんが推しキャラの声優になったりしたらヤバそうだなガハハww」なんて思ったりした。
そしたら翌年秋(2021年)、まさかの「八神マキノ役:二ノ宮ゆい」という衝撃の事案が発生。(その前年の第一回VIAでもアイカツ出演歴のある富田氏が砂塚あきら役に抜擢されていた為、第2回VIA組にもアイカツ声優がアサインされるのでは?とまことしやかに囁かれていたがまさか俺が被弾するとは…)
そしてその結果、シンデレラ10thツアー千葉公演Day2に死ぬ気で参加することになったのだがそれはまた別のお話…
千葉公演とほぼ同時期には両A面シングル、「Dark seeks light」がリリースされるなど、アーティストとしてのニノミヤユイにハマるまでそれほど時間はかからなかった。身近なアイカツおじさんがニノミヤユイを布教してきたので一瞬で沼に落ちた
二ノ宮さん自身はLantis DJ祭り、アニエラフェスタ、京プレミアムなどなど、さまざまなイベントへ出演されていたが、ワンマンライブは2021年3月28日を最後に開催されておらず、ファンをやきもきさせていた(笑)
だが2023年7月、初となるライブツアーの開催を発表。
念願のワンマンライブ参加のチャンスが遂に到来した。
もちろん、名古屋公演にも行きたかったのだがQOP羽田やらcgsolやらで懐事情が厳しく、神奈川公演に絞って参加することにしたのであった。
札幌から会いに来た甲斐があったよ…
— 凪咲凛音 (@kimurio) July 15, 2023
八神マキノ役としての二ノ宮ゆいさんも、ニノミヤユイとしてのニノミィもどちらも素敵…
#ニノミヤユイ_本壊 pic.twitter.com/PiOZUG40u5
これはノリと勢いでゲマズのリリイベに行った時のツイ
SUPERNOVA KAWASAKIとは
今回のワンマンライブ、会場は神奈川県川崎市に新しくできたSUPERNOVA KAWASAKI(スペルノーヴァカワサキ)スーパーノヴァではない
コンサートホール的な感じなのか…?
と思って行ってみたらバッチバチのライブハウスだった。
10月にこけら落としが行われたばかりのできたてホヤホヤ。
キャパは500と比較的小さめ。(それに対してロッカーは122個…少なくね…?川崎駅に置いてこいということか)
例によってタイトスケジュール(直前まで高森奈津美さんと津田美波さんのトークイベントに参加してた)だった為、会場到着は開演15分前くらい、荷物をロッカーにぶち込み、入場時に交換したカクテルを一気飲みし開演まで残り5分くらいでギリギリ入場。
何のための整理番号2桁なのか分からんくらいホールのど真ん中くらいに入ってしまった。オルスタなので圧縮で前出ればええやろと思ったけどオタク君たちが行儀良すぎて全く動かず。もう少し前詰めてくれ何のためのオルスタやねん。
最前の方でオタク達が柵にもたれて飛んでるの見て羨まし~ってなった。というかオタク君たち、オルスタなんだからリュックみたいな大きめの荷物はロッカーに入れてくれ。マジで危ない。
セットリスト
1.愛とか感情
Overtureとして流されたOP映像が終わり、いよいよライブスタート。開幕曲はやはりコレ。
アーティスト”ニノミヤユイ”といえばこの曲は外せない。
『愛とか死、或いは名もない感情からの逃避』『消えてくれないアイの痕。』に通じるこの1曲、やはりすべてはこの曲からなんだよなぁ。
2.ヤミノニヲイ
”観てて これが私の存在証明”
2曲目で「ああ、これが1stライブでやる予定だった流れなのか」と察する。
ジャズチックでスウィンギングな音にニノミィのテンポのいい歌声が乗っかり序盤から気持ちよくなってくる。
3.Lemon Gelato
ニノミィの楽曲の中では数少ないガーリーでポップな楽曲。
うーんCute…
4.主役のあの娘は友達
ここで本壊から1曲。
振付をリリックビデオと同じようにこなす。
可愛いの暴力じゃん…好きになっちゃう…もう好きだけど…
5.乱反射↘↑↗
”陰キャのカリスマ”時代を強く感じさせる楽曲。
ニノミィがこの数年で成長を続けてきたからこそ今ここで聴く乱反射↘↑↗に強いメッセージ性を感じた。
レモジェラから続くここの3曲は少女から大人への階段を登っていく二ノ宮ゆいさんを感じた。
6.呪いを背負っていきたいよ
きっと何者にもなれない僕たちの心の声を代弁するかのような曲。
ここまでの6曲で既にアーティスト”ニノミヤユイ”の表現の幅広さと一貫した世界観を見せられて圧倒される。
7.痛人間讃歌
”おまえなんの為に生きてんの”
ニノミィの楽曲の中でもトップクラスに好きな歌詞なんですよコレ。
本壊リリイベでも聴けたけどやっぱ好きやねん…って感じ
ニノミヤユイの強い方の世界観をバチバチに当ててくるようなこの曲ほんとすき
8.愛したあの頃に哀を
いかにもニノミィという感じの歌詞。
愛/哀というワードの多用や抽象的な歌詞から、一貫した”ニノミヤユイ”ワールドと、それまでとは少し異なる変化し始めた”ニノミヤユイ”を感じられる。
9.光なくても
他の楽曲と比べると比較的前を向いた、やさしさ溢れる楽曲。
弱さをそのまま受け入れるかのような歌詞とニノミィと切なくて優しい歌声のマッチングが最高過ぎる。
10.Indelible
「ガラス越しの愛じゃ足りないの」という歌詞から伝わってくるコロナ禍での苦しみ。
こうやってニノミィの目の前で、すぐそばで歌声を聴けることに感謝…。
11.わたしを離さないで
「イタイイタイイタイイタイ大キライ!」
18歳当時のニノミィの感情の吐露のようなストレートな歌詞と正統派ロックサウンド。
これも聴きたかった楽曲だったのでありえん高まった。
他の楽曲が少し歪んだ、鬱屈した反抗なのに比べるとド直球なほどに反抗的な歌詞がまた刺さるのよねぇ。
12.私だけの、革命。
こちらもニノミィ作詞曲。
弱さを糧にセカイへ反旗を翻すかのような突き刺さる歌詞。
この辺めちゃくちゃ俺の好きな曲続くな…と思いながらノリまくる。
13.みっともない私なんて
Dark seeks lightのカップリング曲。
すごいキャッチーな音でライブ映えするよなぁ…
シングルのカップリングかつ、CDのバージョンによってカップリング曲が違う(3種類あってそれぞれ曲が異なる)のでしっかりニノミィを追いかけてる人じゃないと知らなかったりするのがもったいないよなぁ…と思う名曲。
14.サイセンタン・コンフュージョン
ボカロ自体は正直あまり好きじゃないんですけどこれの作曲してるDECO*27さんの音は割と好きなタイプなんですよね…(虹の無敵級とか舞さんとかナナオとか…)
15.散文的LIFE
ジャズっぽい音が特徴のオシャな曲。
単体で見ると強い曲なんだけどニノミィの楽曲って強いのが多過ぎて食われちゃった感がある(贅沢な悩みだ)
16.運命論
ストレートなロック。サビ部分の音がめちゃくちゃ気持ちいい。
アキバゲマズのリリイベに続いて2回目の運命論だったけどいつか生バンZEPPとかで聴きたいなーって思った。
17.つらぬいて憂鬱
”全然全然全然全然違うッ!!!!”
もはやこの辺は強い曲しか来ない()
サビ前の絶叫がめちゃくちゃ好き。
18.安心 to the 安全
スーパーマサイタイム。ずっと跳んでた。世界一すき。
いやこれ好きじゃないオタクおらんやろ。
無限に縦ノリできる。
写真撮影可だったんだけどこの曲でやるんか~!?と笑う。
ラッタッターララッタッタラー
19.Dark seeks light
僕がニノミヤユイに堕ちた震源地。
このトラップっぽい曲調、SHHisがオタクコンテンツとしては珍しくこういう曲調を取り込んだ直後だったのでバチクソにハマってたのよね。
クラップも好き。
En.1あどけなさも私の武器にする
アダルティな雰囲気というか艶やかな楽曲。
18歳のニノミィにこの曲歌わせた人天才すぎるでしょ…。
En2.ヒロイン
ラストナンバー。
本壊の中でも”ニノミヤユイ”らしさが最も溢れている一曲。
20代前半でこれだけ人間の弱いところを曝け出すかのような歌詞をかけるニノミヤユイ…天才すぎる…
「続いてく舞台の上で、私なりの”愛”を込めて…」
アーティスト”ニノミヤユイ”の第一章を締め括るのに最適で、最高の楽曲だった。
アフターパーティ
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なんかてっきりクラブ的なノリで立ち飲みしながら交流会って感じなのかなーと思ったら全然違った()
ライブ中最前列でピョンピョン跳ねてた女の子たちと話をしたら「全然前列の方も空間あったので来ればよかったのに~!」と言われた。行きたかったなぁ…
![](https://assets.st-note.com/img/1700141479433-F9RS0xPJuN.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1700141481061-wqx6nxNs86.jpg?width=1200)
しかもニノミィにアンケ読まれてた。ずるい(ずるい)
![](https://assets.st-note.com/img/1700141482663-Fs5O5dyreX.jpg?width=1200)
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![](https://assets.st-note.com/img/1700141489592-EzgULSSCs0.jpg?width=1200)
総括
念願叶って参加できたニノミヤユイさんのワンマンライブ。
最高…以外の感情を失ってしまった。
約90分間で計21曲の披露。
非常に濃密なニノミヤユイの世界を満喫することができた。
よくオタクは「喉からCD音源」なんて言ったりするがまさしくそのレベル。
満足度の高さが異常。
#ニノミヤユイ_本壊LIVETOUR
— 二ノ宮ゆい Official (@YuiNinomiya0906) November 12, 2023
今回のお衣装。
前半パートの白スタイル🫧 pic.twitter.com/dY8jco8GGI
#ニノミヤユイ_本壊LIVETOUR
— 二ノ宮ゆい Official (@YuiNinomiya0906) November 12, 2023
後半パートの黒スタイル🐈⬛ pic.twitter.com/Bqm8LGhcg6
#ニノミヤユイ_本壊LIVETOUR
— 二ノ宮ゆい Official (@YuiNinomiya0906) November 11, 2023
ここまで連れてきてくれてありがとう。
みんなと見れたこの景色が宝物です。
大好きだー!!! https://t.co/3H8zxUpv8o pic.twitter.com/gr3hWCI4Nm
衣装も前半は白、後半は黒、シンプルでありながらニノミヤユイの世界観にピッタリの衣装であった。
2021年の1stライブでは生バンドだったと聞いていたため今回も生バン…?と思ったが今回は生バンドはなし。
それでも圧倒的満足度の内容であった。
ライブ後はニノミィが出口でお見送り。
前日のインスタライブ内で「一人5秒くらいかな~」なんて言っていたが、実際には20秒~30秒ほどお話できた。マジか。
「北海道から決ました!」「7月のリリイベからずっと楽しみにしてました!」「明日自転車のレースがあるので応援してください!」といった内容を伝え、最後はじゃんけんをして終了。
じゃんけんはあいこを10回くらい繰り返すという相性の良さを披露した( ˘ω˘ )
というわけでアーティスト”ニノミヤユイ”としての第一章はこのライブで一度一区切り。
これから始まる新たな”ニノミヤユイ”の世界、第二章に期待が止まらない。
今ツアーは名古屋公演に参加できず、好きな楽曲である紅い絆やAnotherを聞き逃してしまったのが心残り。
是非次のライブでは更に大きな会場で回収したい。
もちろん新曲も楽しみ…絶対参加するぞ(๑˘ᴗ˘๑)
ほなまた。(マキノPの皆様はまた山形でお会いしましょう)
#ニノミヤユイ_本壊LIVETOUR
— 二ノ宮ゆい Official (@YuiNinomiya0906) November 13, 2023
改めて、たくさんの感想ありがとうございます!!
このハッシュタグ、嬉しい言葉が溢れていて、何度も見直して幸せになっていました💫
これからもよろしくね! pic.twitter.com/sqP9QA8HiU