暖色系は、なぜほっこり満たされるだろう?
早速ですが、ほっこり満たされる居心地のよいお店は、何が違うとおもいますか?
美味しいお料理でしょうか?
スタッフの笑顔と心配りでしょうか?
あるいは、空間の雰囲気でしょうか?
確かに、それぞれの要素もあるのでしょう
少し、店内を見渡してみてください。
壁や照明に赤や橙もしくは、近い色が使われていませんか?
ぬくもりのある温かい色「暖色系」ですね
暖色系は、赤、橙、黄などです。
実は、この暖色系は、時間がゆっくりと流れているように感じるのです。
なぜでしょう?
今回は「時間の流れが色で変わる?!」というお話です。
<時間がゆっくり流れる暖色系>
赤、橙、黄などの暖色系は、それぞれの色の効果に共通して、
「元気」「活発」などのイメージワードがあります。
下記をご参照ください。
実は、人は暖色系の色を見ると、
胃腸の働きが活発になり食欲が増進するのです。
そして、暖かい色の照明は、料理をおいしく感じさせる効果があり
「ゆっくり時間が流れている」と感じさせる働きもあるのです。
これは、赤の興奮作用が働いてのでしょう。
暖色系の空間では、実際の時間より約2倍長く感じるという説があり、
つまり
1時間ぐらい経っていなくても
2時間ぐらい経っているような感覚になるのです。
そのため
暖色系のお店では、実際の潜在時間が短くても、
「十分ゆっくりすごした」という満足感をえることが出来るのです。
この満足感が「居心地よい」と思わせるのですね。
居心地よいお店は、
美味しい料理
感じのよいスタッフ
お店の暖かい照明のある空間の雰囲気など
すべてそろっているのでしょうね。
ご自宅でもゆっくり過ごした時
こんな暖かい光はいかがでしょうか?
暖かい優しい光です。