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【読書記録】「儲かる日本語・損する日本語」
私は、言葉についてとても興味を持っています。
タイトルは、「儲かる日本語・損する日本語」ですが、
「相手の心が思わず動く24の法則」という表紙に惹かれ手に取りました。
言葉の使い方で相手の心が動く?!とても気になりますよね。
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たとえば、歯医者で、定期的にメンテナンスに来てほしい患者さんに
A 「月に1回、暇な時でいいので来てください」
B 「お忙しいと思いますが、月に1回お時間をつくってメンテナンスしませんか?」
AとBどちらが、「行こう」という気持ちになりますか?
私なら・・・Bですね。
「月に1回なら時間を作ろうかな?」って思います。
Aは、「そんなに暇じゃあないんだけど!」って
言い返したくなります。
本当に些細なことですが、
言葉の使い方でお客様が進んで行きたい、買いたい、紹介したいと思ってもらえる満足感が儲かるに繋がるなんて、不思議です。
思わず心が動くお願いの伝え方
ポジティブな表現から入ると
人は話を聞いてみようという気持ちになる
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相手が不安なときほど
肯定しながらお願いしよう。
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催促は、「どうなってますか」ではなく
「いかがですか」。
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ユーモアを利かせたお願いが有利なことも。
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話の中に残りの数を入れると、伝わりやすい
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なぜお願いをするのか、状況や事情を伝えよう。
この本を読んでお店やサービスだけでなく、どんな場面でも例えばオフィスでも言葉の使い方は、重要だと気付きました。
仕事ができる人の言い方
相手の質問には、まっすぐ答える
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上司も部下もチームの一員。
過剰な気遣いよりも、目標を共有しよう
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社員同士が認め合う会社が業績がいい
経営者の言葉は社風を表す
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言葉を変えると、
みんなのモチベーションが変わる。
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「リスク」→「チャレンジ」「チャンス」
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「ランチでも」→「ランチに」
実践してみたくなる内容ばかりです。
確かに、思いやりのある言葉は、自分も相手も心地良いです。
私は、かねてより、選択肢があった場合
例えば、「コーヒーと紅茶どっちにする?」で聞かれたら
「紅茶でお願いします。」もしくは「紅茶がいいです。」といいます。
お気づきと思いますが、「紅茶でいい」とけしていいません。
「~でいい」は、しょうがないから・・・というニュアンスがつたわり、
相手に失礼だと思うからです。
言葉って本当に「言霊(ことだま)」です。
言葉の使い方を実践して、儲けましょう!!(笑)
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