【色彩心理】「灰(グレー)」を味方につけて洗練された美意識をアピール!
目立ちたくないけど、洗練された大人を演出したい時グレー系の洋服を選ぶことありませんか?
私は、シンプルなグレーのワンピースに、赤のネックレスをしてスタイリッシュでありながら上品さもアピールできるので好きです。
今回は、「灰(グレー)」の色彩イメージ、心理作用、心理効果などを解説していきます。
1.灰(グレー)の色彩イメージ
①具象的なもの
ねずみ、コンクリート、アルミ、灰、煙、煙突、工場、雨雲、石、道路、グレーヘア、グレーのスーツ、鉛筆のしん・・・
②抽象的なもの
中立性とバランス、落ち着きと静寂、成熟と知恵、曖昧や不確実性、憂鬱さや無機質感、不安、迷い、悩み、孤独、どんより、もやもや、汚い、寂しい・・・
2.灰(グレー)の心理作用と効果
①心理作用
感情の偏りを抑え、冷静さや公平な視点を保つ手助けをする
緊張や興奮を和らげ、穏やかな心の状態をもたらす
活力やポジティブな感情を奪い、気持ちを沈ませる
孤独感や冷たさを感じさせる
不安感を抱かせる
目立たない
②心理効果
シンプルで無駄のない印象
モダンで洗練されたイメージ
控えめでありながら高級感やクールな印象
都会的な雰囲気を演出
知恵や人生の深さを示す
成熟した魅力を強調
感情を抑えたり、自分を守るために距離を置くことを表す
孤独感や冷たさを印象付ける
3.灰(グレー)が気になる時の心理
バランスを求めている
心の中の静寂やリフレッシュしたい時
決断を避けたい、または迷いがある
感情を抑えている
無気力や疲労感を感じている
安全や保護を求めている
シンプルさやミニマリズムへの欲求
人目に疲れて目立ちたくない時
エネルギーが足りていない時
灰(グレー)に惹かれるときは、心の中で何かを調整しようとしているサインである可能性があります。
<まとめ>
大人っぽい落ち着きを感じさせるイメージと
弱々しく、目立たないようにするという両方もの作用がありますので
洗練された大人を演出したい時または、
目立ちたくない時や返事を曖昧にしたい時、
グレーを上手く使い、身につけていくといいでしょう。
<プラス 気ままに雑学>
白と黒を混ぜてつくる灰(グレー)は、明度(明るさ)の差で印象が変わる色です。
ライトグレーは、上品で都会的スタイリッシュな印象
チャコールグレー(濃い)は、重圧でフォーマルな印象
また、ほかの色を引き立てる特徴も持っています。
日本では、昔から灰(グレー)は、「侘び、寂び」を感じさせる色として、好まれてきました。
灰(グレー)の微妙色の違いを感じ取り、楽しめるのは、日本人独特の美意識によりものでしょう。
灰(グレー)を味方につけて、洗練された美意識をアピールしましょう!
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