やりたいと思う仕事はできず
私のような可哀そうなくらいバカで無能な女は、できる仕事は限られている。
とはいえ、10年以上従事してきた軽作業や工場勤務は、決して楽ではないし、本物のお馬鹿さんができるわけでもない。
たまたま私は、愛知県の生まれ育ちで、日本を代表する大企業の傘下会社は本当に多くって、「仕事がなくて困る」なんていうことはなかった。
まだ若かったからというのもあっただろうけれど、仕事を辞めても次々とオファーがくるものだった。
当時は「自宅で仕事=内職」という認識しかほぼなかったしね。
私もそれなりにいろいろな仕事はしてきたけれど、「対人」とか「説明」系統はクビになったw
携帯ショップと、タイヤ販売の会社。
説明できないし、複雑で覚えられないし、接客態度も決して良くない。
自分では笑顔を意識してるつもりでも、父親ゆずりの仏頂面で、全然笑えてないらしい・・・。
接客はだめだ。
テレアポも、色々覚えることはあると思うけれど、「電話」だからさ。
笑顔も必要ないし、わからなかったら「お待ちください」と言って調べ倒して、何なら掛けなおせばいい。
「直接的な対人」をしないでもいい強みがまだ活かせる。
私はWEB系の仕事がやりたい。
一番やりたい。
47歳だし、さすがに複数社から「ごめんちょ」メールがくると、もうさすがに萎える。
相手にされないというのはつらいものだ。
私はもう「仕事として」WEBデザインや、動画制作はできないだろう。
1から自力でやるしかない。
老後のお楽しみってことなのかなー?
そんな中でもライター募集の会社があって、けっこう気合いれて応募してみた。
ライティングなら、複雑なものでなければできる。
Gスプレッドもすこー--しならできる。
検索もできるし、ターゲットが自分の中で決まったというか、何かしらピンと閃くと、空から頭に文字が降ってくる。
あるていどならCGPTなんかに頼ったりもしていた。
まるコピはさすがにしなかったけれど、ヒントはもらっていた。
それが仕事だったし。
ただ、さすがに文字単価0.3円で酷使されちゃったし、お金がないない言ってる私に「じゃぁ、ほかのチャンネルの仕事もしてみますか?」と、クライアントは言ってくれたのだが、イライラと疲れが激しかった私は、同時期に抱えていた依頼を優先して断ってしまった。
断って、半分仲違いにも近い形になって、瞬時に後悔した。
ものすごく、手放してはいけない人を手放したような気がして仕方がなかった。
それでもやはり、私はこういう仕事がしたい。
あのクライアントに、いつかしっかり謝罪をしたい気持ちだ。
単価は安かったが、それでも「経験」をくれた。
私は恩を仇で返すタイプのようで、もちろん意識はしていないが、結果的に大事にしてくれる人に程そういう別れ方をしてしまう。
母曰く「あんたは最悪の最低」らしい。
その最悪な私が社会人として、まだ生きていけるのだろうか?
今も、生活保護という名目で、入社初日に融資してくださった金融会社に「自己破産」という仇でかえすかもしれない状況である。
だが、どうにもならないだろう。
「できるはずだった仕事」が、もうヘルニアのせいで出来ないのだから。
一応、日銭は必要だから登録はしているが、出来たものかどうか、怪しい。
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