エッセイ「何かが変わる予感」
(2,000文字 読了約4分)
こんばぬーん🤗
ちゃんりおハッピーランドへようこそ🌈
最近、目まぐるしく何かが始まる予感がしています。
スピリチュアルではないんですけれど、写真消しちゃったんですが、猫ちゃんのご飯を食べている時の写真に、大きな顔の女性が目を瞑って笑っている写真がしっかり撮れていました。(顔だけでした)
そのまま記事に投稿して、気付いてびっくりして、消しちゃったのですが、後から考えるとその微笑がとてもいい顔だったのです。残しておけば良かった…
なぜだか、展開が目まぐるしい。色々な事がスタートし始めている。
そして、今日はお酒も飲まずに考え込んでしまっている。
変わるということは、自分にとって「いい変わり方」なのか「悪い変わり方」なのかは、分からないが、どちらに行ったとしても、大事にしていきたいと思うようになっている。
それは、noteを書いているからネタになるというのも1つはあるのだけれど、どちらに転んだとしても、たいせつに思い生きていきたい。
悪い方向はもちろん嫌ではあるが、なんかあんまりそんな気がしない。
いい風が吹いているのかもしれない。どちらでもいいけれど、今のまま停滞しているよりかは、幾分マシなのかもしれない。
なぜ、誰も読まれることもないようなこんな事を書いているかと言うと、「残したい」からだ。
私が感じている今の、この不思議でリアルな感覚を残したいから。将来、読み返して、ここがターニングポイントとなっているのかもしれないし。そうじゃなかったとしても、それはそれで面白い。
最近、耳鳴りが多い。単純に耳が悪くなったからなのかもしれないが、どうしても何かを訴えてくるような、キーンという音が聞こえる。
この音に対しても、今までとは何か違った雰囲気を感じてしまうのだ。
はっきり言って、好転する要素は1つも思い浮かばない。
むしろ、悪くなる要素はめちゃくちゃ思い浮かぶ。そのため、好転すれば超ラッキーだと思える。
過去にもこういう感覚に陥った時がある。その時は、どうだったのだろうか。良くも悪くも、何かが変わったような気がする。
そうだ。あの頃は、3LDKの広いマンションに1人で住んでいた。3つも部屋いらないから、リビングにベッドと机を置いて暮らしていたんだった。
あの時も、不思議な現象が多かった。そして、その頃、私は「小説家になろう」で小説を書いて投稿していた。今と似ている。
悪い事も重なったけれど、新しい出会いがあった。それがその後の私の人生を大きく変えた。
ああ、あの時と似ているのかもしれない。
ちょっと調べてみたら、「登録:2008/03/05」に小説家になろうに登録していた。しかし、小説は削除してしまっていたようで、1つしか残っていなかったので、ここで掲載してみたい。
タイトル:「もし私が天使だったら」
オレの名前は、立冬 寛永。
年齢は、28歳。
仕事は、特に決めていない。その日を暮らせたら、別にかまわない。日本という島国社会に生まれた若者だ。ネットカフェ難民・・・オレは、ネット喫茶に泊まるお金も無いほど、人生を謳歌している。
いつ、どこで、誰が、何を考えているのか、空想するのが好きだが、一番の楽しみは、コンビニで立ち読みすることだ。
椅子などオレには不要の代物だ。立って読めばいい。しかし、最近、ビニールテープを貼ってやがる。
なんて、最低な世の中になったものだ。
オレは、10年着ている真っ黒に汚れた白のジャンパーを着て、外をふらついていた。
周りには、ネオンの街頭。大きな白い髭の老人の格好をした看板持ち。
今日は、若い男女が今宵の煩悩を張り巡らせる日。
クリスマスイヴだ。
オレはあえてカップルを横目に街の中をふらつき、コンビニを転々とはしごしている。
右手には、錆付いた果物ナイフ。左手には、13年前のプレイボーイ。
そんなオレは、素敵だといつも思う。
死んだ目をした大人には分からない、孤独と悲壮感が似合う男だと信じている。
そんなクリスマスイブに、奇跡が起こるなんて、オレは予想だにしなかった。
いや、むしろ、サンタのサタンが三嘆しているのだと、オレはその時感じていた。
6の数を、口に出して言ってみた。スリリングな夜が始まった・・・
了
全く持って意味が分からないと思うが、私にはとてもよく分かる。
懐かしい。これを書いたのは、27歳の時である。この頃は本当にギラギラしていたと思う。
ほとんど実話であるから、面白い。
今はこんなギラギラした感性はどこかに消え失せて、ただの酒を飲んでくだを巻いているおっさんになってしまった。
この後の続きは、書いていなかったが、このクリスマスイブに奇跡は起こらなかった。朝まで1人でブラブラしていたと思うが、どう見ても不審者ではある。
クリスマスイブに近づくと、おかしくなるのは今も昔もそんなに変わらないのかもしれない。
何にせよ、何かが変わることに、ちょっと期待しようではないか。
おしまい
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