毎日が同じ日々でつらい。80歳の母が言った言葉が思ったより深かった。
毎日が同じ日々でつらい。つらいというよりこれでいいのかなと思う。「毎日おんなじことをしてる。これでいいのかなと思うんだけど」と母に何げなく聞いたら返ってきた言葉が少しだ憲章に残っている。
大体一日のルーティンは下のような感じ
6:20 起床→子どもを連れてラジオ体操へ
7:00 朝食
8:00 子どもを保育園へ送迎
8:50 出勤
9:30 仕事
12:00 お昼ご飯
13:00 仕事
19:00 退勤
19:30 夕食
20:00 お皿洗いと選択物干し
21:30 子どもと一緒に就寝
22:00 むくっと起きてお酒飲んでタバコを吸う
23:00 布団に入ってスマホで漫画を読む
24:00 就寝
まったく同じルーティンで過ごしている。また同じ時間に同じことしてると少し焦る。「毎日同じことしてる」って少しつまらなさそうに言ったら80歳近い母親が言ったのはこんな感じだった。
「毎日同じことしてるっていうけど、私たちの年代になると明日も同じこと出来るかなって思ってる。同じことができてる毎日が良かったなって年取ると思うようになるけど、若い時はそんな風には思えないよね。まだ向上心があるから。まだ向上していけるって思うからこれじゃダメだって思うんだと思うのよ。だから毎日同じことをしていてつらいのは向上心を持っている若い時期特有の思うことなんだなって思って聞いてた」
ふーん。と流して聞いていたけど、そうかもしれない。体力もあって、体も健康でもっと素晴らしいはずの自分をいつも探している若い時期と比べて年を取ると衰えが顕著になってこれ以上すごい自分を探すというよりも今の自分の生活を保つことに精いっぱいの力を使うのだと思う。気持ちも若い時ほど勢いがないからもっともっとって向上心もないわけじゃないけど薄くなるんだろうな。
毎日が同じことの繰り返しでつらい。そんな人は大勢いると思う。同じ仕事をして同じ時間まで勤務。私生活も変わったことがなく、同じことを繰り返す毎日に飽き飽きしている。なにか面白いことはないものかといつもと違ったことを試してみたり、行く場所を変えてみたり。これは向上心の表れだ。いいことである反面、毎日同じことを繰り返せる自分でいることの有難味も少しは感じてもいいかなと思いました。
今日も同じことの繰り返し。だけど母の言葉を聞いた今日は昨日とは違った時間を過ごせそうです。
ではでは~。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?