なぜドラえもんでは一人っ子が多いのか?
こんにちは。今回も頑張っていきましょう!
先日、ドラえもんを見ていてふと思ったのです。なぜドラえもんに出ている登場人物は一人っ子が多いのか?ということです。
一人っ子名簿
一人っ子は下記3名
のび太
スネ夫
しずかちゃん
兄弟がいるのは下記1名
ジャイアン
ドラえもん連載開始は1969年
ジャイアンはジャイ子という妹がいて兄弟がいます。しかし、なぜのび太たちは一人っ子なのでしょうか?『ドラえもん』は、藤子・F・不二雄による日本のSF生活ギャグ漫画である。1969年から主に児童向け雑誌で「藤子不二雄」名義で連載が開始しています。
なぜ一人っ子の多さに疑問を抱いたか
すなわち、昭和の高度成長の中で固まった家族モデルである戦後日本の家族像と符合しないということが気になったのです。旧総理府統計局の家計調査に「夫婦と子供2人」の標準世帯モデルが登場したのは1969年。とされていますから、一人っ子が多いドラえもんの世界観は当時としては子どもが少なく違和感があったのではないかと思われます。
もちろん、下記のように時代に合わせた脚本づくりから昭和、平成、令和という風に起こる出来事は変化しています。
スネ夫には弟がいた
しかし、なぜ、ドラえもんは一人っ子が多いのか疑問でした。ネットで調べてみるとスネ夫には弟がいることが分かりました。
それでも、のび太としずかちゃん、もしくは出木杉君も一人っ子だとするとどうしても一人っ子が多い印象です。
作者の藤子·F·不二雄には兄弟が居なかった
作者の藤子·F·不二雄には兄弟が居なかったから、自然と一人っ子を描きやすかったという説もあるようです。
藤子·F·不二雄<藤本さん>は富山県に生まれ、父親がいない家庭で一人っ子として育ったそうです。兄弟がいないことから兄弟がいる家庭を描くということが難しかったのかもしれません。
また、兄弟がいて登場人物を増やしてしまうと、ドラえもんとのび太というシンプルな関係が、複雑になてしまい、四次元ポケットから出てくるアイテムに焦点が合わなくなってくることも考えられます。
1話完結が子ども受け
登場人物が多くなれば物語に深みが出て面白味が増すことが考えられますが、読者に考える負担を求めます。大人なら推測する面白さもあるかもしれませんが、子どもが読む漫画なら1回で解決する1話完結型の話の方が読みやすいということも考えられます。
まとめ
1969年の連載当時なら日本の家族のロールモデルは父母と子ども二人の4人家族が基準で多く存在しましたが、作者の藤子·F·不二雄が一人っ子だったことと1話完結の物語の方が子どもに受ける漫画が描けて売れる漫画が書きやすかったという結果になりました。
もし、こんな理由もあったのでは?ということがありましたらコメントにてお知らせください。
ではでは~。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?