第27話 ｢自力陸路越境 第2章 🇭🇳→🇳🇮｣ 【前編】

大変長らくお待たせ致しました💦

｢今回の移動予定｣

ホンジュラス🇭🇳テグシガルパ→ニカラグア🇳🇮マナグア

国境を越えるような長距離移動をする時、通常であれば、前日にバスターミナルまで時間を聞きに行く、もしくはネットでチケットを購入する。

しかし、今回のバスターミナルは車で25分の所にあり、UVERを使うと約1,000円かかるので、当日にぶっつけで予約することした。

｢ホステル⇒バスターミナル｣

とはいえ、YouTubeで同じバスを使って越境している人がいたので、その人を参考に、12時発に間に合うように宿を後にした。

UVERで約25分ほど揺られ、バスターミナルに着いた。
さて、チケットを買おう。
行先は、ニカラグアの首都｢マナグア｣。

｢テグシガルパ南側のバスターミナル｣

り｢Quiero ir a Managua en Nicaragua , puedo comprar el boleto?｣
ニカラグアのマナグアに行きたいんだけど、マナグア行きのチケットは買えますか？

👤｢No, hoy no circulan autobuses.Mañana.｣
今日はバスは運行していないよ。明日だね。

｢あ、終わった｣

僕は少し考えた。
ここはホンジュラス🇭🇳。おそらく、今回の旅で1番危険な国と言っても過言では無い。
Global Note集計の殺人発生率 世界3位。
中心街からはかなり離れ手しまったので、この周辺に泊まるところはない。
UVERで1,000円掛けて戻るか。

｢いや、野良のバスで自力で行ってやろう。｣

ということで、やって参りました。
【第2幕 自力陸路越境 🇭🇳テグシガルパ〜🇳🇮マナグア】開幕。

もちろん、危険であれば避けてたいたが、バス会社のアニキ曰く、危なくはない。とのこと。
僕は、逆境にこそモチベーションが爆上がりし、普段以上のパフォーマンスを発揮できるという謎のメンタル(？)を持っている。
メンタルゲージ+500。残り600。(通常時は100とする。)
最高にやる気満々。

｢ほないくかー｣

バスターミナルから3分ほど歩いたところにバス停が。うん、近い。

｢明らかにローカルピーポーしかいないバス停｣

｢みんな優しくて、同じ方面やから来たら教えてくれると。｣

さて、1つ目の問題がここにきて発覚。
宿に｢Clippa｣を忘れた。

｢Clippa｣

｢床汚いこと多いから、これに色々引っ掛けてた｣

まじでこの旅大活躍していた相棒を、宿のベットに引っ掛けたまま放置して来てしまった。
悔しすぎる。あれめちゃちゃ便利やったのに。
しかもちょっと高かったし。
メンタルゲージ-40。残り560。
かなりの痛手だったが、今の自分にマイナスの感情は生まれない。最強モード。

まぁ、そんな厨二な話は置いといて！
バス停でバスを待つことに。
同じバスに乗るという家族と出会った。
ほんまに助かるわ。同じ方面の人がいると。

しかし、ここで2つ目の問題が浮上する。
｢ホンジュラスの現金360円しか持ってねぇ、、、！｣

それもそのはず、長距離バスをクレカで払ってもうニカラグアにダイレクトに到着する予定だったため、現金はもうほぼ使い切っていた。
野良のバスは南米では基本現金払いのみだ。
一応、アメリカドルは持っていた。これでなんとかなるのか、、、。
｢もし無理やったら、大人しく宿に戻って出直そう。Clippaも取り返せるし、、、。｣
メンタルゲージ-300。残り260。
かなりしょげた(宿に戻る感情を負の感情とする)。

｢バスを待つ｣

｢走ってるのを手挙げて停めるスタイル｣

バスが来た。
いつも通り、金回収係のような奴が出てきた。

り｢Puedo pagar con dólares? Yo tengo solo sesenta lenpira.｣
ドルで支払いできますか？60レンピラ化360円しか持ってません。

👤｢...。〜〜〜｣
(おそらく、こんな感じのこと言ってる。)
130レンピラだよ！ドルは運転手に聞かないと分からない。

運転手｢130レンピラだよ。｣

いや分かってるて！
値段じゃなくてドルで払えるか聞いとんねん笑

いや無理だよ、みたいな雰囲気を出す運転手。
終わったーと思ってたら、マジでここが謎な中米。
金回収係のやつが、｢とりま乗れ！｣と。
まじで中南米あるある、金なくてもとりあえず乗らせてくれる。ちなみにこれはほぼ勝ち確定演出。
パターンは2つで、｢無料｣ or ｢別の支払い方法受け付けてくれる｣。

乗れることが分かると、モチベーションが爆上がりした。メンタルゲージ+500。残り760。
｢よっしゃ行ったるぞー！｣

｢いや狭すぎ！｣

｢お金は乗ってから1人ずつ回収するスタイル｣

いやにしてもクソ狭いな。
今までで1番狭いバス。前の人席下げすぎやろ。後ろのやつ椅子蹴ってくんな！！！
もちろんクーラーなんか無いからクソ暑い。
まぁ乗れたからいっか。
いつもの如く、金回収係が回ってくると、ドルでもOKとのこと。
本来：130レンピラ⇒780円
今回：5USD⇒775円
ドルやと高くなるって言われてたのにまさかの少し安く済んだ^^

実は、ここでこの文章書いてます。
今バス乗ってるところ笑

何時間かかるのかも分からない。
もしもの時の為に、現金を残しておかなければならないので、何も買えない。
朝からなんも食ってないー。現在の時刻は11:30。

｢何も無いけどそれがいい｣

｢大量のソーラーパネル｣

｢自然って感じ｣

道中はこんな感じ。
殺人発生率が世界3位の国とは思えんよな。
ホンマに美しい。

そんなこんなで、国境近くの都市｢チョルテカ｣に到着。

なんと、バスターミナルが綺麗なこと。ほんでめっちゃでかいなぁ...。

｢無駄に広い｣

実はこんなバス乗ってました。

｢中型バス｣

さて、今回はここまで。

｢ここまで進んだ。ゴールはマナグア｣

無事に国境にたどり着き、越境することはできるのか！お楽しみに！

Adiós!