5.April

いつも家にいるけど、今日は少し訳が違う。
少し早く目が覚め、iPhoneをいじる。
Twitterをチェック。
今朝はまだ大きな喪失感を抱くようなことはまだ起きていない。
今年に入ってから映画ばかり観ていたけど、音楽もよく聴いている。相変わらず海外のポップ・ミュージックが楽しい。
コロナウイルスの影響で、音楽シーンが活性化していると感じる。いつものようにアイディアがどんどん出てくるところはさすが苦境に強いカテゴリーだなと思う。
朝からずっとYouTubeでミュージック・ビデオやライブ映像、Instagramの#stayhomeタグを観まくって充実した午前。
もう一度、Twitterを開く。
とにかく今は家に居るのが最善で、その過ごし方をどうするかが知恵の見せどころ。
普段は全くしない苦手な読書をしたり、今年1年しか出来ないチャレンジの構想を考える。
とにかく今は外に出れない。
開放された時に何をするか。
ラストチャレンジのひとつに「社会保障と選挙」がある。
この2〜3週間で、今までおかしいと思っていたことに共感してくれる人が、当然のことだが増えた。

ウイルスという見えない敵を前にほぼなす術がない状態になり、「本当の悪」が浮き彫りになった。悪といっても知らず知らずにこうなってしまっただけなんだけど、社会の構図が普通の人でもわかるようになった。
ただ従ってきただけなのに、その構図に嵌められてしまい、気づいた時には自分でなんとかするしかなくなった。
感染を防ぐには、今から医者になるのは無理だ。家に居るしかない。家で過ごすことがトレンドになるためのアイディアを考え実行する。それに関しては、自分の嗜好が関連するSNSで可能性があることを実感できてきている。
アフターコロナでそれは革新的なことになり得るし、アートの力はそこで試される。何百年も繰り返されてることがこれから起きるのは楽しみでしかない。
次にやるべきことが社会の変革。
コロナウイルスで唯一言えることは、世界が繋がったこと。戦争やテロ、自然災害とはまた違い、様々な感情を世界でひとつにすることができる状態が今だと思う。
この非常事態が収束された時、明らかにおかしく、異様で、滑稽な今の日本がそのまま何も変わらないようだったら、この国を見捨てる人で溢れると思う。自分もそうする。
アートがなくなれば人は皆右倣えとなり、後進に拍車がかかり、規制にがんじがらめな文字通り「つまらない国」に変貌を遂げる。
収束したらやること。
家に居る間に感じたもの、見たもの、聞いたもの、調べたもの、を忘れずに記録すること。
ひとりでも多くの同世代や若い世代に伝えて、選挙に行く。声を上げる。アイデンティティーを育む。無関心から1にする。駄目なものは駄目と言えるようにする。
いつも以上に時間とスピードが求められる中、不安になるばかりでなく、冷静にこの状況を見つめ、時代と向き合う。
終わってまたスタートを切るときに、この見えない空虚な惨事をもう一度胸に納め、正しいことのために行動できる準備を今やろう。
本当の豊かさは金や権力にはない。
そんな虚しいものに興味がない。
#dotherightthing 正しいことを考えよう。

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