バルセロナ対チェルシー、注目選手(バルセロナ編)
本日19時30分より埼玉でバルセロナ対チェルシーの対戦。
両チーム共に主力級がほぼ抜けており、期待したほどのメンツは揃っていない。バルセロナはメッシとスアレス、コウチーニョが合流していない。一方のチェルシーはウィリアンが居ない上にアザールがレアルに移籍した。
とは言え、17-18シーズンのチャンピオンズリーグベスト16の直接対決カードである。現状戦力で誰に注目すべきか
①アントワーヌ・グリーズマン(背番号17)
今大会最大の目玉だろう。アトレティコマドリードから大型移籍したストライカー。フランス代表で、2018年ロシアW杯優勝メンバー。ゴール前で圧倒的な決定力を持ち、左サイドでも中央でもトップ下でも起用可能なポリバレントさ。近年になって中央レーンでプレーすることが多くなったが、デビューしてから名を上げるまでは左サイドが主戦場だった。ドリブル突破、高精度クロス、バイシクルシュート、ミドルシュート・・・飛び道具を連発できるのでボールを持てば「何かやらかす」期待値が非常に高い。攻撃力が高すぎる。
②フレンキー・デ・ヨング(背番号21)
仮にグリーズマンが移籍していなかったら、彼が確実に一番の目玉だったろう。アヤックスから移籍してきた新世代のエース候補。18−19シーズンUEFAチャンピオンズリーグでアヤックスをベスト4へ導いた心臓。レアル・マドリードとクリスティアーノ・ロナウド率いるユベントスを倒した。21歳にしてメンタルお化けでもある。現在バルセロナの心臓候補であるアルトゥールがコパアメリカの関係で合流していないことを考えると、先発が濃厚とされる。圧倒的なサッカーIQの持ち主で、戦術眼とパス、ドリブルに関しては王道のサッカーエリートである。
③リキ・プッチ(背番号8)
バルセロナ下部組織の生え抜きの若手で、久保建英と同年代の19歳。年齢からは考えられない全体視野、ビジョン、パスセンス、ボール保持力を備える。側から見れば完成度は次世代のイニエスタと言っても過言ではない。トッテナムから引き抜かれるとの噂があったが、バルセロナBビメンタ監督がコレを阻止。バルセロナが契約解除条項1億ユーロ(約129.3億円)を盛り込む程の折り紙つきの天才である。11−12シーズンのトップチームでメッシが担った偽9番を下部組織でそのまま行った時期もあったが、現在はインサイドハーフでプレー。
総括
メッシ、スアレス、コウチーニョ、アルトゥール不在で攻撃力にインパクト不足が否めない。ただし話題に事欠かない移籍が今夏も行われており、特にグリーズマンやデヨング、下部組織からの叩き上げプッチなど注目選手は活躍が期待される。
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