2024
皆様お久しぶりです。りおるっちです。
お元気でしょうか?私は夏頃仕事で精神をおかしくしましたが、今は環境が変わり別人のようにギターもメンタルもキマってます!
もう今年も終わりですね。一言で言えば、僕にとって激動の1年でした。それもあって、僕のギター機材も大きく変わりました。というか全部変わりました!そんな僕の新しい仲間たちを紹介しますぞぉ。
まずはこちら
そう、MUSIC MANのジョン・ペトルーシモデルです。
前回はIbanez JPMという機材を紹介したわけですが、
売りました。
うん。売りました。色々な事情があって売ってしまいましたね。
その少し前に手に入れたのがこのJP6でございます。これを買うきっかけだったのですが、「昔からこのBlue PearlのJPが欲しかった」「ジェイソン・リチャードソンやティム・ヘンソンといった最近りおるっちに影響を与えたギタリストが使っていた」ということでこちらを購入致しました。
JPやMajestyといえば、ネック不良が多いことで有名な竿なのですが、今回手に入れたものはそういった傾向は見られず、年式が古いにも関わらず問題なく使えてます。
以前まで使用していたJPMと比べてどうなのか?というところですが、JPMにくらべてトレブルが抑えられ、ローミッドがかなり強くなった印象です。僕が最近どハマりしているジェイソン・リチャードソンのサウンドは、ミドルがかなり豊富なイメージなので、やはりそういったものを弾くならJPだろうという感じです。
ネックもただでさえ薄かったJPMよりも更に薄いので、とても弾きやすいですね。僕みたいな身長も手も小さい男にはありがたい。
ピックアップはJPMに引き続き、どちらもDimarzio製ですが、ローミッドに偏ったピックアップで扱いやすい。これにJP2Cのアンシミュでトレブルを上げれば今風のJPサウンドの出来上がり。トレブルが抑えられていることもあり、速弾きしてもギラギラ感がなく弾きやすい。モダンギタリスト達がこぞって使うのもわかります。
続きましてはこちら
男の憧れのトム・アンダーソンのボラボラブルーでございます。
こちらはとあるハイエンドに狂わされたXのFF様から破格の値段で譲り受けたものです。本当に顔射…じゃなかった顔射ですな。
何を隠そう、りおるっちは昔からSIAM SHADEのDAITA氏の大ファンでして、男樹の映像を見て以来、どうしてもこのトムアンが欲しかったのです。これを手に入れた数ヶ月後に例の衝撃の発表があったわけですが、男はそんな些細なこと気にしません。僕はずっとDAITA信者です。
まず持った感想としては、
軽い!
驚くほど軽い!エフェクターより軽い!
何より驚いたのは1番軽いと思っていたMUSIC MAN MAJESTYより軽かったことですね。
こんなギターがあるのかと。
ネックの握り心地もかつての相棒だったJPMにそっくりで、初めて持った時に違和感が全然なかったのが衝撃でした。
フレット数を除けば、JPMをグレードアップさせたようなギターですね。
コイルタップやパラレルもこなせる分、JPMよりサウンドの幅も広いし。流石ハイエンドギターといったところですな。
これで数々のDAITAフレーズを…と思ったのですが、
そんな実力はございません。
まだまだ使いこなすには鍛錬が必要ですね。これからもずっとDream TheaterとSIAM SHADEしか練習しません。
そして次はアンプ等の音周りの機材ですね。
といっても僕はアンプは使いません。音は全てマルチエフェクターで管理しております。
それがこちら
Fractal Audio SystemsのFM3でございます。
といっても先月購入したばかりなので、まだまだ使いこなせていない機能も沢山ありますが。
少し前まではKemperを使用しておりましたが、「音の調整が出来ないのが辛い…」「エフェクトが微妙…」というので別の機材を探そうという形になりました。
そこで候補に上がったのが、皆様もご存知であろうQuad Cortex、そしてこのFM3です(FM9は高すぎるのとデカくて重たいので候補から除外)
特にQuad CortexはArchetype:Petrucciが使えるようになるとのことで、かなり気になってはいたのですが、
とにかく不具合の報告が多い。
りおるっちは以前Majestyのネック起きでデリケートな機材は絶対買わないと心に誓ったので、こちらの機種は諦めました。経済的に余裕があれば1台持ってみたいのですが、それならAxe-FXⅢかFM9を購入してしまうでしょう。
となると、必然的にFM3を買うハメになるわけですが、結果としては
最高。買ってよかった。
大満足です。アンプモデリングも音は勿論のこと、ツマミ、EQなどもほぼ忠実に再現しているのではないでしょうか。エフェクト類も評判通り強く、特にディレイリバーブといった空間系は他の追随を許さない。他のオールインワンと違いデュアルアンプはできないものの、僕は基本的にメサブギーのモデリングでクリーントーンからリードトーンまで作るので関係ないですし、エフェクト数もCPUの関係上10個前後しか置けないのですが、大幅にサウンドを切り替えるわけではないし、僕はそもそも歪み系のペダルはほぼ使わない(メサブギーのチャンネル切り替えで歪みは作れる)のでこちらも問題なし。何より、ペトルーシ、ジェイソン・リチャードソン、トシン・アバシ、スティーヴ・ヴァイなど大好きなギタリスト達が使ってるAxe-FX3のサウンドがこのサイズで持ち運べることに物凄くロマンを感じる。勃起してしまう。デザインもコンパクトなのにかっこいいし。さらにいえば、公式サイトからJPやJRのプリセットがダウンロードできますしね。ファクトリープリセットも即戦力なものが多い。あと実際に弾いてみてわかったのですが、Kemperと比べてピッキング時のレイテンシーがほぼない。というかピッキングした音がダイレクトに感じられ速弾きもかなりしやすい。
ただ、デメリットといえば、デュアルアンプが組めないので、アンプを使い分けたい人には向かないこと、エフェクト使用可能数が少ないこと(ループ端子も少ない)、音が全体的に暗いのでモダンテクニカル系向きというのがありますね(TAKのようなGUITAR HERO系の音はフラクタルでは出せないでしょう)。
それがQuad Cortexとの大きな差でしょうね。やっぱりあちらの方が一般受けは良い…間違いなく。
ですが先ほど挙げたデメリットが気にならなければ、FM3は間違いなく最高の機材だと思います。
サブ機としてもう一台無印のFM3を買おうと思ってるくらいには気に入ってます。
あと逆に流行ってない機種を使ってるのがなんとなく玄人感があっていい(ただの偏見)。
とりあえずは今挙げた機材で頑張ることでしょう。
来年はりおるっちも25歳。そう、厄年ですね。
といっても元々私の人生は災難ばかりでしたから、逆に来年は良い年になるのでは?と淡い期待を抱いております。
良い年にできるよう頑張っていきましょう!
皆様、