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エンドロールって素晴らしい @薄い映画の感想(ネタバレあり)

夏に書きかけで終わっていた映画の感想を終わらせよう…感想はそれぞれとても短いです。夏沢山映画観たなー。


①自殺サークル(2002)

タイトル的に内容がずっと暗い感じかな?と思ったら違かった。冒頭から派手な演出のグロとコメディーチックなホラー要素満載。冒頭の冒頭に50人?近くの女子高生が飛び込むシーン一生忘れないと思う…グロがひたすら続く映画だけどリアル過ぎないしむしろ少し笑えてしまうような演出だからなんとか観れた笑この映画狂ってる〜〜!(良い意味)って思いながらずっと観てた。ROLLYさんの演技が時計じかけのオレンジを彷彿とさせる感じで魅力的だった。メッセージ性を強く感じる映画では無かったけれど最後のあの言葉、生きていく上で大事だな〜と感じたのと、あっこの映画観て良かった…笑と思えた。変に肩に入ってた力が抜けたような感覚になった。こんな感じで生きていきたいね。


②桐島、部活やめるってよ(2012)

上から目線とかそういうのではなんでもなくて…私が最近観た映画の中で1番面白かったです!なぜいきなりこの映画出てきた…!?という感じではありますよね。当時から話題になり過ぎててもちろん知ってはいたけれど、小学生なので観ようと思う機会は多分無かったんだと思います。桐島という存在が気になり過ぎて桐島とは一体…と考察しながら観た。あっっさい感想だけど本当に一人一人色んな事情があるからいくら仲の良い友人関係だからといって分かり合える訳でも無いし、ましてやそれが学校ともなると多感な時期であったり、複雑に絡んであ〜集団生活ってむずいよな
〜学校ってむずいよな〜という気持ちになってしまった。あたしの暗い高校生活も思い出した(ヒン)あとやっぱり神木隆之介さんって天才過ぎると思った…主題歌は高橋優さんの「陽はまた昇る」でこの映画を機に知ったんだけどかっこよくて好きになった。


③SNS-少女たちの10日間-(2020)

恋愛映画では無いのに(上の文字)ハートを使うなと批判されていましたが、皮肉の意味で使っていますねきっと。

幼い顔立ちの役者さんが少女に扮して、SNS上でハニートラップを仕掛け性犯罪の実態を公表していくドキュメンタリー映画。チェコの映画です。気持ち悪かった。この映画はこの感想で合っている。実はドキュメンタリー映画を観たのは初めてかもしれない。次々に送られてくる少女達への性的なメッセージを見て、現実にうんざりするほど蔓延る性犯罪はインターネットだともはや数秒に1回起こってるのではないかと感じた恐怖とこの世の酷さ。最終的には犯人に正体を明かし説教していくんだけど、捕まったりはしないんだよね結局野放し…。(警察がその後協力みたいなことはエンドロールに書いてあった)だからモヤモヤした気持ちで観終えたーー…。


④月世界旅行(1902)

もはや100年前どころじゃないかなり昔の世界初SF映画。当時の雰囲気を知ることの出来る大変貴重な資料だ…と感じました。無声映画だから当たり前だけど自分でストーリーを予想しながら観ていかなきゃいけない。それが現代ではあまり出来ない体験で新鮮で面白かったです。アニメと映画の狭間のような動き。動きで伝えなければいけないからダイナミックな動きが意図せず可愛く見えてきてそんな世界観が好き。



エンドロールって素晴らしいというタイトルにした理由🎥
基本最後まで観る方が多いのかな…?とは思うんですけど、配信であれ私はエンドロールまで、その後特典映像があれば最後の最後まで見るのが好きです。映画を最近初めて観た人ではないのに毎度予想を遥かに超える制作陣の人数に驚いています。観客であるだけの私ですら達成感と充実感と多幸感に溢れてしまう…👀ここに名前が載ってみたいがために映画を見終えると毎度映画製作にも興味を持つ…!笑どんな映画も1シーン1シーンに細かいこだわりがあってエンドロールでそれを改めて実感することが出来るからエンドロールって素晴らしい。紆余曲折ありながら長い年月をかけて制作したもの、簡単じゃないからこそ普通に公開してて(?)凄いよ…ってなるし届けてくれて本当にありがとうございますという気持ちになりますね。


おわり♡

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