夢も現実も目を閉じれば同じ
お気づきの方もいるかと思いますが、タイトルは宇多田ヒカルさんの「In My room」の中に出てくる歌詞です。
私は眠りが浅いのか、毎日と言っていいほど夢を見ます。起きたときにも比較的はっきりと覚えているので、人生を2つ生きているような気分になることもあります。
例えば今朝見た夢。
パソコン用の最先端プログラムの説明会に参加した私は、自分以外の参加者の観察を始めます。一人は、高校生か大学生に見える年下であろう男の子。もう一人は、サラッとしたおかっぱ頭に黒縁メガネをかけた、20代後半に見えるスーツを着た中背中肉の男性。参加者は私以外その2人の男性だけで、正直どちらもパッとしないなーなんて失礼なことを内心思いながら、プログラムの説明を聴いていました。
説明が終わり質疑応答になった時に、おかっぱメガネ男が手を挙げます。何を言い出すつもりだろう・・・と訝しんでいると、彼は手持ちの資料を配り始め、プログラムの応用例について説明し始めました。
制作側よりも具体的で詳細なプレゼンテーションを繰り広げる彼に、一同圧倒されます。一通り終わったあと、彼の本業は何なのか聞いてみました。彼の答えは「公認会計士」。プログラミングとあまり縁の無さそうな職業であることに驚いた私は、自分の中で彼を見る目が変わったことに気付きます。
中身を知るまでは勝手に相手をつまらなそうな男性だと決めつけて敬遠していましたが、一旦彼の知性に触れると、その彼のことが魅力的に感じるようになったのです。
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夢はこのあたりで終わり、目が覚めました。人は見た目じゃないんだな・・・と、変に学びのある夢でした。
冒頭の話に戻りますが、寝ている時に多くの夢を見る私は、目を開けている「現実」が人生の主役だとはあまり思っていません。夢と現実のどちらも同じくらいの比重で生きているので、宇多田ヒカルさんの「夢も現実も目を閉じれば同じ」という歌詞がしっくりきます。
以前から覚醒時と睡眠時の脳の変化、といった研究に興味があるのですが、読んでいて面白いと思える書籍や論文に出会えていません。
夢もれっきとした1つの世界である、といった内容のものがあれば是非教えて下さい。こういった内容だと、どうしてもスピリチュアル寄りになってしまうんでしょうか?
夢に関するコメントお待ちしてます。
追記
夢に関する記事。
夢を解読した研究チームもあるそうです。
夢と現実がごっちゃになった映画もあるそうです。面白そう。